1: 2025/10/25(土) 18:16:59.14 ID:3OIelt8G9 10/25(土) 10:01 2022年、その2年前にリリースされた楽曲「死ぬのがいいわ」がタイのTikTokユーザーの投稿でバズったのをきっかけに、アジア圏を中心にグローバルな人気を獲得している藤井風。先月リリースしたサードアルバム『Prema』は全編英語詞であるものの、それまでの楽曲はすべて日本語の歌詞だ。なぜ藤井風の楽曲は言語の壁を越えて愛されるのか。批評家の伏見瞬さんに、その背景について分析してもらった。 続きはソースをご覧ください 伏見 瞬(批評家/ライター) 以下が記事の要約(箇条書き)です。 藤井風は「死ぬのがいいわ」がタイのTikTokでバズり、アジアを中心に人気を獲得。 サードアルバム『Prema』は全編英語詞だが、それ以前の曲はすべて日本語詞。 批評家・伏見瞬氏によると、藤井風の歌詞には「メタファー(隠喩)」が少ないのが特徴。 米津玄師やMrs. GREEN APPLEは文学的で、隠喩や言葉の飛躍を多用する。 一方、藤井風の歌詞は直接的・日常的な表現で構成されている。 「何なんw」などに見られる岡山弁の自然な言葉遣いが、日常のまま力を持っている。 比喩を使う場合も、ごく一般的で誰にでも理解できる範囲に留まる。 英語詞でも違和感がないのは、文学的な比喩に依存しないため。 『Prema』の成功は、藤井風が「日常的」な作詞家であることに支えられている。 同じく日常的な作詞家として、宇多田ヒカルや千葉雄喜(KOHH)が挙げられる。 宇多田は日常を文学的に響かせ、千葉雄喜は瞬発的なアドリブで表現する。 藤井風は日常語で聴き手を超越的な感覚へ導く点が独特。 彼の歌詞や声には信仰心に基づく「天使性」があり、聴く人を癒しや救いへ導く。 日常をそのままに歌いながら、超越的な世界観を感じさせるのが藤井風の魅力である。 藤井風 YouTubeチャンネル 「 なぜ藤井風の歌詞は世界に響くのか。その「メタファー(隠喩)のなさ」が生む普遍性 」の…