1: 2025/10/14(火) 01:57:25.90 ID:JREoCOkO プログラムのデバッグを行う時、画面に向かって静かに奮闘するのではなく、机の上に置いたゴム製のアヒル人形にコードを1行ずつ説明しながら進める「ラバーダック・デバッグ」という手法が存在します。なぜラバーダック・デバッグは有効なのかについて、シドニー大学のコンピューター科学者であるエリオット・ヴァロイ氏が解説しています。 Stuck on a problem? Talking to a rubber duck might unlock the solution 何かに引っかかっている時、問題を声に出して説明しようとした瞬間、すべてが理解できるようになるという経験をしたことがある人は多いはず。プログラミングの世界では、これを「ラバーダック・デバッグ」と呼びます。 「ラバーダック・デバッグ」という言葉は、1999年に出版された大学向けの教科書「The Pragmatic Programmer: From Journeyman to Master」が初出だといわれています。この教科書はプログラミングとソフトウェアエンジニアリングに関して書かれた本ですが、体系的な理論を提示するよりも実践的な開発プロセスについてまとめられており、「茹でガエルの法則」や「石のスープ」など、例え話や民話を用いて開発方法論を説いています。ラバーダック・デバッグもこの本で紹介されました。 続き…