
1: 2025/10/08(水) 07:44:31.73 ID:ejRjb1xJ9 「感情を瞬間冷凍したよう」25年後も息を呑む“型破りな狂愛ソング” 70万枚超えを叩き出した“生き様”を映した一曲 2025.10.6 TRILL ニュース 「25年前、あなたはどんな音に心を奪われていた?」 2000年の幕開け。街はミレニアムへの高揚感に包まれていた。夜の繁華街にはネオンが煌めき、最新の携帯電話を片手に歩く若者たちが未来を語り合う一方で、まだどこか不安の影も漂っていた。そんな時代の空気を切り裂くように、ラジオやテレビから放たれたのがこの一曲だった。 椎名林檎『ギブス』(作詞・作曲:椎名林檎)――2000年1月26日発売 彼女の5枚目のシングルにして、アルバム『勝訴ストリップ』の先行を飾った楽曲。『罪と罰』との同時リリースという挑戦的な試みとともに、70万枚を超えるセールスを記録し、2000年の音楽シーンに鮮烈な刻印を残した。 ■抑制と爆発のあいだで 『ギブス』のサウンドを特徴づけるのは、亀田誠治による激情と抑制を包括したアレンジだ。シンプルに刻まれるリズムの上に、ギターとストリングスが緊張感を漂わせ、やがて爆発的な展開を迎える。そのコントラストは、聴き手の感情を一気に揺さぶる仕掛けとなっていた。 そして、椎名林檎のボーカルは、その上で自在に揺れ動く。低音では囁くように、サビでは一気に突き抜けるように――声そのものが楽器のように空間を切り裂いていく。過剰でも過小でもないバランス感覚が、当時の彼女の稀有な存在感を物語っていた。 ■鮮烈すぎる映像美 また、このシングルが強烈な印象を残した理由のひとつが、ミュージックビデオだ。胸元の大きく開いたワンピース姿で、黒のRickenbacker 620を激しくかき鳴らす。衣服の乱れすら構わず、音にすべてを託すその姿は、ただのパフォーマンスを超えて“生き様”を映した瞬間だった。椎名林檎の生々しくも美しい姿は異彩を放ち、観る者を釘付けにした。 ■“同時発売”という賭け 『ギブス』と『罪と罰』を同日にリリースするという戦略もまた、椎名林檎の型破りさを象徴している。片方は激情のラブソング、もう片方は鋭い攻撃性を帯びたナンバー。それぞれの異なる側面を一度に提示することで、アーティストとしての幅広さと芯の強さを印象づけた。結果として両作は大きな話題を呼び、アルバム『勝訴ストリップ』の大ヒットへとつながっていく。 (※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。) ●椎名林檎 – ギブス 椎名林檎 YouTubeチャンネル 「 「感情を瞬間冷凍したよう」25年後も息を呑む型破りな狂愛ソング 」の…