1: 阿弥陀ヶ峰 ★ XEDa3XlG9 2025-10-09 17:53:55 今年は6日にノーベル生理学・医学賞が発表され、「制御性T細胞」を発見した坂口志文大阪大特任教授(74)が受賞。8日には、ノーベル化学賞に京都大特別教授の北川進さん(74)が選ばれた。9日午後8時(日本時間)には、ノーベル文学賞が発表される。 毎年、候補として名前のあがる村上春樹氏(76)の母校では、今年も、職員ら関係者が集まって発表の瞬間を見届ける。 村上氏は兵庫県出身。西宮市立香櫨園(こうろえん)小学校では毎年、同窓生や同校卒業生、学校職員らが集う。昨年も、6年時に同じクラスだった男性らが姿を見せ「毎年そうですけど…また、来年ですね」と苦笑していた。 同窓生らはかつて、毎年この季節に、恩師も招いた同窓会を開き、西宮市内のカフェへ集っていた。 ただ、村上氏が小学6年時の担任だった小谷喜代子さんは、15年9月に89歳で亡くなったため、同年10月のノーベル文学賞発表の日には、「先生をしのぶ会」を兼ねた集まりとして催された。 村上氏の著作「国境の南、太陽の西」(1992年)の登場人物の1人「島本さん」のモデルとも言われる同窓生も出席していたが、受賞ならず。6年時に文集をともに作成した女性も「小谷先生も、毎年『早く、早く!』『今年こそ』って言ってたんですが…」と肩を落としていた。 16年以降、同窓生の一部は、統廃合され新しくなった母校小学校へ集まるようになり、以来、毎年、職員らとともにその瞬間を待つ。 同窓生らは、昨年まで「今年こそ、小谷先生の墓前にいい報告をしたかったんですが…」と言い、翌年に希望を託してきた。 同小学校では数年前から、同窓会により受賞を祝う垂れ幕が作られ“吉報”に備えているが、依然として、学校側が保管したままになっている。今年こそ、その横断幕が“お披露目”となるか-。…