子ども時代によく「悪夢」を見た人は認知障害になる可能性が2倍でパーキンソン病は7倍 悪夢を見ると現実の恐怖にも強くなるとの研究結果がありますが、眠りの質が悪化し寝覚めも最悪になるので、できれば悪夢は見たくないものです。 1950年代に生まれた子どもが50年後に脳疾患を患っているかどうかのデータを分析した新しい研究により、幼少期に見た恐ろしい夢が後年の悪夢の予見となる可能性が突き止められました。 バーミンガム大学の神経学者であるAbidemi Otaiku氏は、今回The Lancet誌の医療関係者向けオープンアクセスジャーナル・eClinicalMedicineに掲載された論文の中で、子どもの頃に見た悲惨な夢と50歳までに認知症を含む「認知障害」や「パーキンソン病」を発症するリスクとの関連性を調査した結果を報告しました。Otaiku氏がこの調査に乗り出したのは、同氏が2022年に発表した研究がきっかけです。この調査でOtaiku氏は、週に少なくとも1回は悪夢を見る中年の人は、その後の10年間で認知症やパーキンソン病と診断される確率が2倍以上も高いことを突き止めています。 (以下略、続きはソースでご確認ください)…