
1: 名無しさん 2025/10/02(木) 23:21:15.88 ID:JJWOLV1J9 NPB監督・コーチ受難の時代 打診を断るOBが増加 「ストレスやSNSの批判に耐えられない」 セ・リーグは阪神が2年ぶりのリーグ優勝を決め、パ・リーグはソフトバンクと日本ハムの熾烈な優勝争いが繰り広げられている一方で、監督の退任やスター選手の現役引退が報じられる季節になった。 ヤクルトは高津臣吾監督の今季限りでの退任が決まり、後任には池山隆寛2軍監督の就任が有力視されている。 スポーツ紙の遊軍記者は「下位に低迷する球団、リーグ優勝から遠ざかっている球団は監督の去就問題が当然フォーカスされます。この時期は球団フロントがピリピリしているため、情報をつかむのが難しい」と漏らす。 監督やコーチの人事が注目される中で、セ・リーグの球団フロントが、こんな時代の変化を口にする。 「一昔前は監督、コーチになりたいという選手やOBが多かった。でも、今は違います。『監督にしてほしい』とファンから待望論が上がった球界OBが、水面下で監督就任の打診を断ったというケースをいくつか聞きました。監督は孤独です。心身に大きな重圧がかかり、体調を崩す人も多い。今はSNSで叩かれる時代なのでさらにストレスが大きい。家族にも迷惑が掛かります。名球会に入ったあるOBは『監督になりたいと一切思わない。ストレスに耐えられないですよ』と話していました」 ■「コーチになるメリットを感じられない」 セ・パの両リーグでプレーしたあるプロ野球OBは現在、野球評論家としてYouTubeで自身のチャンネルを持ち、野球の魅力を発信している。数年前に現役引退した際、コーチの打診を受けたが断ったという。 「選手時代からコーチの苦労を見てきました。拘束時間が長い割に給料が高いとは言えず、『選手時代よりストレスがたまる』と色々な指導者から聞いていました。解説業やタレント業、YouTube活動でコーチより金銭面で稼いでいる先輩方もいる。そう考えると、現時点ではコーチになるメリットを感じられなかったですね」 コーチに求められる役割は、時代と共に変化している。 近年は科学的データが進化し、投手なら球の回転数や変化量、打者ならスイングスピードや打球の角度などが細かく数値化される。 コーチは自身の経験則だけでなく、膨大なデータを分析しながら、選手の特徴を伸ばす能力が求められる。監督にも同じことが言える。 チームを勝たせる指揮官が評価されることはいつの時代も変わらないが、能力の高い選手をそろえたから勝てるほど甘い世界ではない。 チームに合う野球の方向性を見出し、選手を育成し、チーム全体のレベルを上げて、いかに常勝軍団を築くか。マネジメント能力が重要になってくる。 ■大きな衝撃を与えた新庄監督の就任 近年の監督人事で最も大きな衝撃を与えたのが、21年オフに日本ハムの新庄剛志監督が就任したことだろう。 現役時代は阪神のスター選手として活躍し、メジャー挑戦後に日本ハムでプレー。06年に現役引退後はバリ島に移住するなど球界から離れていた。自身のインスタグラムで突然、現役復帰を宣言したのは19年11月。1年間トレーニングを積み、翌20年12月の12球団合同トライアウトに参加して適時打を放った。 NPB球団から獲得のオファーは届かなかったものの前代未聞の挑戦が大きな反響を呼んだが、その1年後に日本ハムの監督に電撃就任するという驚きの展開となった。 以下、ソース…