火災が起きた国情資院 電算室、昨年の安全調査から除外……「保安理由で出入り禁止」(ハンギョレ・朝鮮語) 国家情報資源管理院(国情資院)大田本院に対する昨年の火災安全調査で、去る26日に火災が発生した5階の電算室が除外されていた事実が確認された。国情資院側が「保安」を理由に電算室に対する消防側の出入りを拒絶したためだが、ひとまず火事が起きれば全国民的不便を引き起こすしかない核心施設が安全点検機会を逃したわけだ。 共に民主党のウィ・ソンゴン議員が消防庁から提出された資料を30日に見ると、昨年5月13日から2日間行われた国政資源大田本院火災安全調査で2〜5階の各電算室と保安区域は点検がなされなかった。 消防庁関係者はハンギョレに「国情資院は該当階が国家保安施設だとし出入りを火災安全調査を実施できなかった」と明らかにした。 いざ火災が発生すれば、政府の主要システム全体がマヒする危険がある場所の点検を国政資源側が阻止したのだ。 当時、電算室など核心施設を調査できなかった消防庁は「4階の中程度感知器未設置」程度を不良事項と指摘した後、調査を終えた。 国情資院の本院とセンターに対する消防点検自体も、体系的な計画なしに非常にまれに行われたことが明らかになった。 この5年間(2021年から2025年)の国情資院大田本院に対する火災安全調査は昨年5月の1回だけだった。 大田本院で損失した行政情報システムの移転を受けることにした大邱センターも同期間に一度だけ点検を受けた。忠清南道公州センター、光州センターも火災安全調査が行われた回数は5年間で1〜2件にとどまった。 (引用ここまで) あまりにも「韓国らしさ」満載でどれをどう伝えようかちょっと選択に困っている国家情報資源管理院の火災。 とりあえず今日は「消防当局によるサーバルームへの火災保安チェックを、保安を盾にして拒んでいた」ってのを行きましょうかね。 正直、リチウムイオン充電池とサーバ本体を同じ部屋に入れていたってだけでどうかと思うんですが。 ちなみにこの火災はサーバ本体と充電池を別個の部屋に移すための作業中に起きたそうですよ。 最初から別個に設定・設計していればこんな事故も起きなかったと。 まあ、同じ部屋に入れたほうが配線やメンテも楽ですからね。韓国ではそっちが優先されたってことなのでしょう。 いつものように。 橋や建物と同じですね。 で、消防の点検も拒絶して「自主点検」の結果を1年に1回だけ提出してなあなあで終わりにしていたと。 もし、消防の点検が入っていればこんなことにはならなかったかもしれないし、どっちにしても意味がなかったかもしれない。 分かりませんけどね。 でもま、「安全に対する備え」って意識がどのくらいなのかは理解できるのではないでしょうか。 紙幅がややあまったのでもうひとつ行きましょうか。保守点検をなりわいとしている人には悪夢のような話ですけども。 「復旧に1カ月」火災受けた韓国の96システム…災害復旧システムの構築はゼロ(ハンギョレ) 韓国行政安全部傘下の国家情報資源管理院(国情資院)の大田(テジョン)本院の火災で焼失した96の公共・行政システムの復旧には、1カ月ほどかかることが予想される。メインシステムが麻痺(まひ)した際に作動する災害復旧(DR)システムを備えていたものが、96のシステムにはまったくなかったからだ。今回の火災で稼働停止した647システムのうち、災害復旧システムが構築されていたものは25システム(3.9%)のみ。 (中略) 行安部の関係者は「96のシステムにはいずれも災害復旧システムがない」と語った。今回の火災で稼動が停止した647のシステムのうち、災害復旧システムが構築されていたものは25(3.9%)のみ。 災害復旧システムがあれば、設備が焼失したとしても長期間のサービスの空白は避けられた。災害復旧の方法としては大きく分けて、同じシステムを2つ作っておいて同時に稼動させる「アクティブ(動作)-アクティブ)」方式と、「アクティブ-スタンバイ(待機)」方式とがある。現在の公共・行政システムの災害復旧システムは、コストが相対的に少なくて済む「アクティブ-スタンバイ」方式だが、このシステムを備えていたものもごくわずかだったわけだ。 (引用ここまで) 昨日、「データのバックアップはあっても、システムのバックアップはなかった」ってエントリを書きましたね。 もうこの時点で「なにを言っているのか意味が分からない」って頭を抱えていましたが。 全体の14%が「災害があってサーバがダメになった後の復旧システムがない」んですって。 ……そっかー、ないかー。 じゃあ、しょうがないなー。 いちからシステム立ち上げ直しですね。 note.comで楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 中味は長編記事。最新の記事は「 じわりと反米感情を顕わにするイ・ジェミョン。その「自主国防」という言葉が意味するものとは? 」となっています。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…