1: ぐれ ★ zjrmKhOm9 2025-09-29 00:44:36 ※9/28(日) 19:00 FNNプライムオンライン 国内の金価格の指標となる田中貴金属工業の店頭小売価格が、26日午前9時30分の公表値で、前日比126円高い1g=1万9940円をつけて最高値を更新、2万円に迫る水準となった。 追加利下げ観測が相場押し上げ 金相場を押し上げているのは、アメリカのFRB=連邦準備理事会が利下げを続けていくことへの期待だ。FRBは、9月のFOMC=連邦公開市場委員会の会合で、0.25%の政策金利の引き下げを決めたが、あわせて公表された金利見通しは、年内の利上げをあと2回見込む内容となった。この見通しは、FRB理事と地区連銀総裁がそれぞれ適切だと考える金利を点=ドットで示したもので、ドットチャートと呼ばれ、市場では、その中央値がFRBが目指す水準だと受け止められている。 今回の見通しでは、2025年末時点の金利の中央値は3.6%となり、前回6月の時点から0.3ポイントの引き下げとなった。FRBは、年内にあと2回の会合を予定しているが、1回の利下げ幅を通常の0.25%とした場合、中央値でみると年内利下げがもう2回見込まれることになる。追加の利下げ観測により、高金利だったドルの魅力が減退し、金利のつかない金の需要が増える様相が強まっている。 26日に発表された8月の個人消費支出(PCE)物価指数も、上昇率は前月比0.3%、前年同月比で2.7%となり、市場予想と一致して、年内の追加利下げ観測を変える内容ではないと解釈された。 揺らぐドルへの信認 アメリカの金融政策の適切な舵取りが難しくなることへの警戒感も、安全資産としての金需要を高めている。ニューヨークの先物価格は4月に節目となる1トロイオンス=3500ドルの水準をつけたあと、ほぼ横ばい圏で推移していたが、トランプ大統領が、8月にFRBのクック理事の解任を要求し、FRBの独立性が揺らぐことへの懸念が強まったことが、流れを変える要因のひとつとなった。 続きは↓ “金1kg”で家が買える予想も 上昇続く金価格…週明けに初の「2万円超え」か…