1. 匿名@ガールズちゃんねる 「常に低地が冠水してきた歴史から、国交省や東京都は増水時に流量を分散させる分水路や、一時的に水をためておく地下調節池などの整備を進めてきました」 結果、江東区や江戸川区といった下町の冠水被害はあまり聞かなくなった。代わりにニュースで報じられるようになったのが「山の手」や、そこに降った雨水が流れつく品川近辺である。 「専門的に言うと水害は “外水被害”と“内水被害”に分けられます(註・外水氾濫、内水氾濫とも言う)。外水被害とは河川の堤防が決壊したり、湖沼の水が溢れたりして受ける被害。昔の下町の水害は主にこれです。一方で内水被害とは、下水管や水路の容量を超えて溢れた雨水が、低いところにたまったり、滝のように道に溢れることを言います。ご存じのように東京23区の地面は、ほとんどコンクリートとアスファルトで覆われており、水を吸ってくれる地面が少ない。最近は地球温暖化も手伝って、豪雨の度合いが強まっているため、安全と思われてきた場所でも内水被害に遭いやすいのです」 ▼9月11日の豪雨で被害に遭った戸越銀座商店街だけでなく、田園調布のような高級住宅地にも“谷”があることが分かる(「全国Q地図」より) 2025/09/24(水) 23:57:04…