1. 匿名@ガールズちゃんねる そもそも事実婚とは、何なのか。古藤由佳弁護士は「届出をしていないが、婚姻意思があって、共同生活しているという、婚姻の実態がある関係性を指す。法律婚との違いで大きな点は相続権だ。法律婚であれば当然相続できるものが、事実婚ではできず、事前に遺言などを作っておく必要がある。子どもについても、法律婚の夫婦は共同親権だが、事実婚では基本的に母親の単独親権になる」と説明する。 前田さんは、結婚から半年たった感想として、「日常生活での不都合は多くないが、生命保険の受取人を母から夫にしたことで、『他人を指定した』となり、控除が受けられなくなった。金銭的には微々たるものだが、『他人なんだな』と精神的にショックを覚えた」と明かす。 ジャーナリストの堀潤氏は、「口約束か、書面で契約するか」だと考える。「事実婚は口約束だが、契約は成り立つ。ただ、口約束でも契約が成り立つはずの社会なのに、書面で契約を交わした人には保障される権利があり、口約束では保障されない権利がある。それではバランスが悪いから、対等な契約関係の制度を作るのが、実務としてやるべきことだ」。 たかまつ氏は「こうした問題が少子化につながっている」と指摘する。「日本では『結婚して、その後に子どもを生む』という価値観があるため、『結婚で名字を変えたくないから、慎重になろう』という人もいる。カジュアルに結婚してみようと感じる人は少ないのではないか」。 2025/09/15(月) 11:10:38…