1: ニーニーφ ★ 6h+Yw+mQ9 2025-09-14 10:03:02 女子マラソンは24年パリ五輪銀メダリストのティギスト・アセファ(28=エチオピア)が2時間24分43秒で金メダルを獲得した。21年東京五輪金メダルのペレス・ジェプチルチル(31=ケニア)が2秒差の銀メダルとなった。 スローペースで始まったレースは9キロ過ぎからスザンナ・サリバン(35=米国)がトップに立って独走。初出場の小林香菜(24=大塚製薬)が3番手を走行した。 しかし、25キロ手前からエチオピア勢らの集団が一気にペースアップ。28キロ手前ではアセファがサリバンを抜き、ジェプチルチルとのマッチレースになった。 国立のトラックに入る前にジェプチルチルが仕掛けたが、アセファも追いついてトラック勝負に。最後の直線でジェプチルチルが突き放し、ケニアに3大会ぶりの金メダルをもたらした。 【世界陸上】小林香菜が7位入賞!異色のマラソンサークル出身 大学時代を過ごした東京で世界相手に健闘 早大のマラソンサークル「ホノルルマラソン完走会」出身の異色ランナーが、世界と互角以上に渡り合った。初の世界選手権。「楽しさはあまり持てない。怖い。早く終わってほしい思い」とネガティブ発言を連発したが「世界陸上の舞台で成長して、次につなげられるレースにしたい」と気合を入れていた。 高校まで無名。「マラソンを楽しく走りたい」という理由で大学では「早稲田ホノルルマラソン完走会」に所属した。サークル活動は週に1度、皇居ラン2周。「そういうところあるのは不思議。懐かしくもある」。過酷なレースには、大学時代の生活圏で、自らの原点でもある道もあった。発憤材料となった。 今大会に向けては30キロの変化走などで鍛え上げ、7月のジョグは月間1300キロを超えた。尋常ではない走行距離だが、「走っている時は無心になれる」と笑う。走ることが大好きな24歳。自国の舞台で確かな成長を示した。 ◇小林 香菜(こばやし・かな)2001年(平13)4月4日生まれ、前橋市出身の24歳。前橋三中―埼玉・早大本庄高―早大。大学ではランニングサークルで陸上に取り組む一方、登山サークルにも入会して槍ケ岳などに登頂。大塚製薬入社後、25年1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップとなる2時間21分19秒で2位に入った。…