1: ぐれ ★ 8hOYmou49 2025-09-13 20:38:12 ※9/13(土) 11:00 読売テレビニュース 医師から処方される「OTC類似薬」と呼ばれる薬の保険適用の見直しをめぐり、国は2025年末までの予算編成過程で、十分な検討を行うとしています。“持続可能な社会保障制度の改革”の一環ということですが、なぜこの薬に焦点が当たっているのでしょうか?そして保険適用が外れた場合、どんな影響があるのか…見直しを主張する政治家や難病患者などの当事者を取材し、考えます。 ■「OTC類似薬」とは?医療保険財政を圧迫との指摘も 長寿国・ニッポン。街で病院事情を聞いてみました。 (85歳・女性) 「整形外科と内科に通院している。胃が折れ曲がっている」 (72歳・男性) 「週に4回通院している。薬は多いですね、(一日に)12錠ぐらい」 診察に薬の処方など、多くの人が身近に利用しているようです。そんな中、いま議論の対象となっているのが、「OTC類似薬」と呼ばれる医薬品です。 医薬品には、「OTC」=「Over The Counter」、つまり、薬局やドラッグストアの“カウンター越し”に購入できる「市販薬」と、成分や効果はほぼ同じで医師から処方される「OTC類似薬」があります。「市販薬」は全額自己負担なのに対し、「OTC類似薬」は国が価格を安く設定していて、保険適用で1~3割負担で購入できます。この“安さ”から、必要性の低い受診につながり、医療保険財政を圧迫しているという指摘もあります。 与党と日本維新の会は、この「OTC類似薬」を保険適用から除外する可能性を含め、公的医療のあり方を見直すことで合意し、政府の「骨太の方針」にも盛り込まれました。 先頭に立って見直しを訴えてきたのが、日本維新の会の参院幹事長・猪瀬直樹議員です。なぜ保険適用の除外が必要なのでしょうか? (日本維新の会・猪瀬直樹参院幹事長) 「同じものなのに医療用医薬品(OTC類似薬)と市販薬を別にする必要がない。結局、現役世代に(医療費の)負担がいっている。高齢者の負担割合を(保険適用の除外で)増やすことによって、病院に行く回数を減らす。無理に行かなくても良いんです」 背景にあるのは医療費の増大です。2024年度の日本の医療費は概算で48兆円。過去最高となり、財政を圧迫しています。猪瀬議員は、「OTC類似薬」の保険適用を外すことで、「医療費を1兆円削減できる」と訴えています。 これに対し、日本医師会は反発しています。 続きは↓ 医療費削減か?安心な医療維持か?『OTC類似薬』の“保険適用外”本格検討へ「生活奪わないで」悲痛な声も……