1: 少考さん ★ HPK7hIVr9 2025-09-04 06:22:32 「ホストと純愛」あおってどうする!フジテレビのドラマに専門家が喝、性的搾取を防ぐ秘策とは | ダイヤモンド・オンライン 2025年9月4日 6:00 フジテレビの人気ドラマ「愛の、がっこう。」は、ホストと高校教師の純愛を描いている。だが、現実のホストクラブは、若い女性を借金と搾取に追い込む入口と化していることが多い。「現実とは異なる」という注意喚起をしたとしても、ホストクラブを恋愛ドラマで描くのは危険がある。専門家に危険性と悪質ホスト問題への対策を聞いた。(ノンフィクションライター 窪田順生) ドラマ「愛の、がっこう。」が危ない理由 父親については顔も知らず、母親からの愛情をあまり受けていない。また、義務教育もろくに受けていないので、漢字の読み書きができない。そんな不幸な生い立ちの若者がホストの世界でNo.1を目指して奮闘する。 そんなひたむきに夢を追いかける彼の姿に惹かれるのは、高校教師の女性。何かと親の言いなりで生きていた女性は恋愛にも奥手だったが、若者との出会いで世界が一変、ついには家から飛び出して人生初の一人暮らしを開始。ホストとの距離も徐々に縮まっていく――。 「おいおい、この女の人、大丈夫?ホストから完全にカモにされちゃってるんじゃん」と心配してしまう人もいらっしゃるだろうが、安心していただきたい。 これは今、フジテレビ系列で放映されている恋愛ドラマ「愛の、がっこう。」の話だ。漢字の読み書きができない主人公のホスト・カヲルを人気アイドルグループ「Snow Man」のラウールさん、マジメな女性教師・愛美を俳優の木村文乃さんが演じている。 (中略) ホストを演じているのが、人気アイドルってどういうこと?」 「ああいう美化した話を真に受けて、ドラマの中のホストよりもっと優しくて、もっとかっこよくて、もっと自分のことを思ってくれるホストがいると勘違いして、軽い気持ちでホストクラブの戸を叩いてしまう若い女性を何人も見てきました」 「そして、残念なことに、そういう女性の中にはそのまま“洗脳”されて、ホストに言われるがままに大金を貢いで最終的には風俗店で働くようになる人もいるんですよ」 警鐘を鳴らすのは、一般社団法人・聖菩蓮新宿駆込寺の代表理事を務める玄秀盛さん。新宿・歌舞伎町で23年にわたり、青少年が巻き込まれた金銭・暴力のトラブルの相談や解決支援に尽力してきた人物だ。 近年、ホストに貢ぐカネを稼ぐため、風俗店で働かされたり、路上に立って売春をさせられたりという被害が増えてきたことで玄さんは、2023年7月20日に「青少年を守る父母の連絡協議会(青母連)」を設立。女性とその家族の相談や救済支援に取り組んでいる。 「悪質ホストの問題は今や国会でも取り上げられる問題でしょ。それにもかかわらず、ホストクラブに行けば、心優しいイケメンと純愛ができると勘違いさせるようなドラマをマスコミがつくるなんてありえない」 「しかも、そのホストを演じているのが、人気アイドルってどういうこと?ドラマが話題になればいいということなのでしょうけど、あまりにも無責任。これでは悪質ホストたちの“共犯”と言われてもしょうがありません」(玄さん) このような「正論」を突きつけられることは、フジテレビ側も織り込み済みだ。 ドラマの最後にはテロップで「令和7年6月28日に改正風営法が施行されました。このドラマのホストクラブにおける一部表現には、違反となりうる営業行為が含まれています」とテロップ表示を流したうえで、以下のような「悪質なホストクラブの特徴」を流して注意喚起をしている。 《「別れたくなければ高いお酒入れて」「シャンパンを入れてくれないと格下げになってしまう」など、客の恋愛感情などの好意につけ込む営業》 《「料金を払えないなら風俗で働いて」などと、売春、性風俗店への勤務、AV出演などで働くよう要求すること(刑事罰の対象)》 次のページ 美化して描くフジテレビの罪は重い (略) ※全文はソースで。…