1 名前:ばーど ★:2025/08/28(木) 12:32:22.19 ID:IMoQcPD3.net 韓国が最大60兆ウォン(約6兆3500億円)にのぼるカナダの次期潜水艦事業の「決選」に残った。しかしカナダ首相が発表の当日、ライバルのドイツ造船所を訪れた。ドイツを追い上げなければいけない競争という見方が業界で出ている。 #【写真】ハンファオーシャン・コンソーシアムがカナダに提案した3000トン級潜水艦 カナダ政府は26日(現地時間)、韓国ハンファオーシャンと独ティッセンクルップマリンシステム(tkMS)がカナダ哨戒潜水艦計画(CPSP)の適格候補に選定されたと発表した。ハンファオーシャンはHD現代重工業と協力する「ワンチーム」でCPSPに臨んでいる。 CPSPは、カナダがロシアと中国に対抗して北極圏を防御するために通常動力型潜水艦8-12隻を確保する事業。カナダ国防省は全体事業予算を最大600億カナダドル(約60兆ウォン)と見込んでいる。導入後30年間、維持・補修・整備(MRO)費用まで合わせた金額だ。 今回の事業にはフランスのナバルグループ、スペインのナバンティア、スウェーデンのサーブなど欧州の代表的な防衛産業企業も挑戦した。しかしハンファオーシャン・HD現代重工業コンソーシアムとtkMSが「予選」を通過した。 ワンチームは3000トン級張保皐(チャンボゴ)-IIIBatch-IIをカナダに提案している。非大気依存推進装置(AIP)とリチウムイオンバッテリーを搭載して3週間以上の潜航が可能だ。一方、tkMSは2500トン級212CDを出している。212CDは音波探知機(SONAR)に対して低被探知のステルス形状で設計されている。 ワンチームがCPSPを受注すれば、韓国防衛産業は地上・海上・空中の多様なポートフォリオを備え、カナダという新しい市場まで確保することになる。政府が掲げた「防衛産業4大強国」の進入路でもある。これを逃す場合、今後の影響が大きい。 関連事情をよく知る造船業界の関係者は「性能は韓国の潜水艦が優勢だが、ドイツの潜水艦も基準を満たしているので勝負を分ける変数ではない」とし「結局は性能以外の変数で結果が決まるだろう」と話した。 この関係者が言及した「性能以外の変数」は大きく3つある。まずは運用支援(ISS)だ。カナダが潜水艦を30年間投入できるよう支援する能力だ。次は産業技術ベネフィット(ITB)だ。カナダは自国に武器を販売する国が反対給付としてカナダに経済的な価値を創出するべきというITB政策をとっている。 ISSとITBでは韓国がドイツを上回るというのが造船業界の評価だ。しかしその差は大きくないという。結局、経済・安全保障協力で決まる可能性が高い。 ところがカナダ政府がCPSP適格候補を公式発表した当日の26日、カナダのカーニー首相はドイツを公式訪問した。カーニー首相はドイツのメルツ首相と会談した後、核心素材・エネルギー分野で両国の協力を強化しようという共同意向合意書(JDI)に署名した。また独キールのtkMS造船所をマクギンティ国防相と共に訪れた。もちろんカーニー首相は公正程・透明な競争を約束し、早ければ秋にハンファオーシャン造船所も訪問する計画と明らかにした。 姜恩瑚(カン・ウンホ)元防衛事業庁長(全北大教授)は「ドイツは2011年にインドネシア潜水艦事業で韓国に敗れた後、切歯腐心してきた」とし「企業と政府が『コリアワンチーム』として手を握って総力戦をしなければいけない。首脳外交も稼働し、政府全体レベルで取り組む必要がある」と注文した。 中央日報日本語版2025.08.28 08:03 引用元:…