1: もん様 2025/08/22(金) 06:31:22.23 ID:SB0CF7E00.net 「呆れるほど仕事ができない人」の特徴・ワースト1井上新八氏(以下、井上) ぼくは基本、本のデザインの仕事は40件前後が並行しています。大体、年間で180冊程度を担当することになるのかな。これは、2日に1冊分のカバーをデザインしているということになります。それに、依頼される書籍はジャンルもさまざまで、ビジネス書もあればレシピ本や、実用書もあったりしますね。――膨大な数の仕事量をこなし、その速度も驚異的なのは業界内でも有名ですが、デザインをしている途中で行きづまることはないんですか? さすがに同じ人間なら、たまには思考が停止したり、手が止まったりすることはありますよね?井上 いや、ぼくは行きづまりません。――行きづまらない? それって、人間に可能なんですか?井上 そんなに難しいことじゃないですよ。正確に言うと、行きづまらないようにしています。● 何が何でも、いったん終わらせる井上 ぼくが行きづまらないのは、どんな時でも「いったん終わらせる」ようにしているからですね。例えば、編集者との打ち合わせを終えたら、必ず翌日にはカバーデザイン1案を出すようにしています。――「行きづまってしまった」と自分に認識させないように、先手を打つんですね!井上 そうですね。やっぱり、行きづまってしまうと、気持ち的にかなり窮屈になるんですよ。だから、どんなに思いつかなくて、たとえ30点の出来だったとしても、まずは一度完成させるようにしています。井上 そうそう、似てるんですよね。行きづまったときは「諦めずにずっと手を動かし続ける」しかないんですよ。無理に完璧を目指すのではなく、まず形にすることで精神的なゆとりを生み出すんです。それが結果として「行きづまり」という状況そのものを回避することになると思います。…