
61 :名無しさん2014/04/11(金) 08:43:15ID:???20数年前、当時まだ20代前半の独身でOLやってた。新しく異動してきた上司が当時うちの会社では珍しい女性.所長だったんだけど色んな意味で注目されてたのもあって気張り過ぎてたようで、とにかく女性.社員に対して厳しかった。その上司が着任した当日、母が急に倒れて病院に付き添った為に会社への連絡が遅れ始業時間を15分ほど過ぎてから遅刻しますって電話を入れたんだ。それがこの上司の逆鱗に触れた。いい年をしてママ・ママって甘えんな、会社員は会社優先!みたいな説教をされた。係長が横で聞いてて「私子さんは母一人子一人だから、お母様が倒れられたら私子さんが病院に連れて行くのは仕方のないことですよ」ってフォローしてくれた。それが余計に火に油を注ぐ結果になった。男は若い女性.社員には甘い!私が来たからにはそういうことは許しません!って感じ。本当に絵に描いたようなヒステリックな上司だった。最初にそんなふうだったから完全に嫌われてしまって、その後は今で言うパワ八ラを毎日受け続けて鬱になりそうだった。なんとか踏みこたえていたのは、母に心配を掛けたくないという一念だった。だけど“その日”は会社に向かう通勤途中で(マイカー通勤だった)、前日に怒鳴られた上司の声が耳から離れなくて、どうしても出社したくない気持ちになってもうダメだと思って一旦家に帰ろうと路地を左折した。左折して200mか300mか走った時に後方から爆音が聞こえた。すごく大きい音だったけど、私の頭の中はそれどころじゃなかったのでそのまま走ってファミレスで気持ちを落ち着けてから帰宅したら、自宅療養中だった母が私の顔を見た途端に号泣。私が聞いた爆音は橋げた落下事故(広島の)の音だったんだ。生まれて初めて腰が抜けた。あのまま左折しなかったらタヒんでたかも知れない。この一件があって、人生なんていつプツンと終わってしまうか分からないと思うとあんな上司にびくびくしながらこの一瞬を生きるのがアホらしくなって、母に全てを話して退職を決めた。母には「隠し事はするな」とこっぴどく叱られた。その後、専門学校に通い今の夫と知り合って結婚。夫婦で店をオープンすることを目標に頑張って働いているところ。63 :名無しさん2014/04/11(金) 09:33:27ID:???>>61広島の橋げた落下事故、よく知らなかったからググったら、タヒ者多数の大変な事故だったんだね…ご無事で何よりでしたこういう話を聞くと、運命ってあるのかなあとか思っちゃうわ幼稚園児がトイレ行きたいって騒いで通園バスを停めたら、その先で事故があって、もしそのまま走ってたら巻き込まれてたとかいう話はこの事故かな?64 :名無しさん2014/04/11(金) 09:40:12ID:???>>61うーむ、これはすごい!逆パターンなら覚えあるんだけど…左折するか否かで終わる人生と終わらない人生スゴいな…それとパワ八ラ女性.上司はタヒね65 :612014/04/11(金) 09:49:57ID:???>>63そう、私もその日から運命って信じるようになった。だって、その日に限って午後出勤だったんだ。普段だったらとっくに会社で仕事してる時間なんだけど前日になんだったか忘れたけどトラブルがあって0時過ぎまで残業になった。それで翌日(事故当日)は休もうと思ったんだけど上司が3時からのミーティングだけでも出ろみたいに言われて。だからいつもだったら絶対通らない時間だったんだよね。いつもと違うことで偶然事故に遭遇するはずだったのがいつもと違う感情で左折したことで免れたってわけ。事故のニュースを聞いた時、あんなに膝が爆笑したのは生まれて始めただったわ。そのあとガクッと腰が抜けて立てなくなった。多分今後の人生で何があってもあの時の恐怖に勝るものはないと思う。66 :名無しさん2014/04/11(金) 09:56:56ID:???橋桁落下事故、覚えてるわー。ニュースで潰れた車体を見て怖くて震えた記憶がある。運命っていうか、世の中には運のいい人と悪い人っているなってのは思う。幸せ一定量の法則とか言う人いるけど(人間誰しも幸不幸は±0だってやつ)絶対それはない!w67 :名無しさん2014/04/11(金) 18:05:11ID:???>>61それは凄い体験ですね。上司に捻じ曲げられた運命を自分の力で軌道修正したみたいと思ってしまいました。お店上手くいきますように。引用元:…