1: 冬月記者 ★ +TNVaa9a9 2025-08-24 08:33:26 日本高野連の宝馨会長、大会講評で『異例の謝罪』…広陵の暴力事案を1分以上の時間を割いて説明「大変深刻に受け止めております」【甲子園】 ◇23日 全国高校野球選手権決勝 沖縄尚学3―1日大三(甲子園) 試合後の日本高野連・宝馨会長の大会講評で、大会途中で出場を辞退した広陵(広島)の暴力事案に触れた。1分以上の時間を割いて説明、謝罪する異例の講評となった。 各校の健闘をたたえた後、宝会長は「最後に日本高等学校野球連盟会長としてお伝えしたいことがございます」と語りだした。 「今回代表校が大会途中で出場辞退するという事態になり、各方面にご迷惑とご心配をおかけいたしました。日本高校野球連盟は今回の事態を大変深刻に受け止めております。このような事態に至った経緯をしっかり検証し、より適切な対応策について検討してまいります」と広陵の辞退について謝罪した。 さらに「日本学生野球憲章は学生野球を学校教育の一貫と位置づけ、その基本原則で学生野球は一切の暴力は排除し、いかなる形の差別も認めないと明言しています。暴力、暴言やいじめは何も生み出しません。改めて全国の指導者、部員の皆さんに強くお伝えしておきます」と全国の指導者、球児に呼び掛け、 「高校野球を応援してくださっている全国の皆さん、これからも高校野球を温かく、厳しく見守っていただければ幸いです」と語った。 広陵を巡っては今年1月に部員4人による下級生部員への暴力行為があり、日本高野連に報告、3月に厳重注意を受けた。 大会開幕後には7日の旭川志峯(北北海道)との初戦を前に、別の部内暴力、監督やコーチによる暴力、暴言などがSNSで発信されて大きな騒動になった。21日には中井哲之監督の退任が発表される事態となった。…