
転載元: 少考さん ★ 2025/05/22(木) 14:53:06.68 ID:fklGiJTM9 千葉ロッテの新球場、34年にも開業へ 幕張メッセ駐車場に屋外型 - 日本経済新聞 2025年5月22日 14:21 プロ野球・千葉ロッテマリーンズの本拠地、ZOZOマリンスタジアム(千葉市)の移転を巡り、所有者の千葉市は22日、幕張メッセ駐車場(同)に屋外型の新球場を建設すると発表した。周辺整備費を含めた概算事業費は約650億円で、2034年の開業を目指す。民間の投資を呼び込み、商業・宿泊空間を備えた多機能スタジアムにする構想だ。 神谷俊一市長が22日の記者会見で再整備の基本構想案を公表した。移転場所は幕張メッセ駐車場の北西部分とした。整備に必要な約11万平方メートルの敷地が確保できたことに加え、23年に開業したJR京葉線の幕張豊砂駅から500メートルほどとアクセスがよく、イオンモール幕張新都心など商業施設に囲まれた好立地が決め手となった。 新球場は屋外型で、収容人数は球団の要望を踏まえ現在より約1割多い3万3000人前後を想定する。選手の屋内練習場も備える。スタジアム整備費の約600億円は市とロッテ球団などの民間で負担するほか、外構や周辺道路の整備に50億円ほどを見込む。 ドーム型も検討したが800~1000億円のイニシャルコストが必要で、維持費もよりかかると試算されたため、屋外型を選んだ。神谷市長は「幕張の海風空を感じられる」と強調した。 8月までに基本構想を策定する。民間の協力者を募った上で最終的な事業実施を判断。設計・建設工事は27~33年を計画し、34年の開業を目指す。現スタジアムは新球場のオープンまで使用を継続した後、解体して更地にする見通し。この費用に別途約70億円を見込む。 新球場は商業や娯楽、宿泊の「拡張機能」も備えたスタジアムを想定する。民間事業者から提案を募り、投資を呼び込んで整備費に充てる。市は「365日楽しめるスタジアムを実現する」と説明し、野球の試合がないときも楽しめるボールパークを目指す計画だ。 音楽ライブの使用も想定し、大型のビジョンやスピーカーを備えて臨場感を演出する。会議や懇親会を開ける特別な部屋の設置も検討し、ビジネス客を狙う。 新球場の管理運営には民間ノウハウを活用する。公共施設としての立ち位置を維持しながら、収益性を重視する。周辺にあるイオンモール幕張新都心や幕張メッセの大型施設と連携し、地域のにぎわいを創出して高い経済効果を生み出す拠点にする。施設使用料や収益の一部は、財源の一つとなる市債の償還にあてる考えだ。 千葉ロッテマリーンズの球場はプロ野球12球団の本拠地で収容人数が最も少ないが、新球場は9位に浮上する。建設中に使えなくなる幕張メッセの駐車場については、県などと協議して代替場所を確保する ※別ソース 千葉市 ZOZOマリンスタジアム 移転・建て替え構想を発表 新球場は幕張メッセ駐車場に【詳報】 | NHK…