1 名前:ぐれ ★:2025/08/23(土) 08:46:23.66 ID:Use8gNAD9.net ※8/23(土) 8:30 AERA DIGITAL 他人の配偶者を「奥さん」と呼んでしまう。その呼び方、正しいの? 「正解」はあるのか、言語学者に聞いてみた。 * * * 「うちの妻がね」 夫婦で参加した飲み会で、東京都内の会社員の男性(34)が切り出した。ふむふむ、と聞いていた私に、こう尋ねてきた。 「奥さんはどうですか?」 あれ、自分の配偶者は「妻」と呼ぶのに、他人の配偶者には「奥さん」なんだ。自分は令和だけど、他人は平成のまま。私の呼び名だけ、過去に引き戻されたように感じた。 後で30代の夫にこのモヤモヤについて意見を聞いてみると、こう返ってきた。 「他人の配偶者は『奥さん』が普通では? 『妻』呼ばわりするほうが失礼なような」 きっと男性は、自分の配偶者を「奥さん」「嫁」といった主従関係を思わせる呼び方では呼びたくないのだろう。なのに、他人の配偶者には旧来の呼び方を使う。この矛盾は、データにも表れている。 文化庁の1999年調査では、女性の7割が自分の配偶者を「主人」、男性の5割が「家内」と呼んでいたが、その傾向は変わりつつある。2023年、日経ウーマノミクス・プロジェクトの調査(1584人回答)で、自分の配偶者の呼び方として最も多かったのは、女性では「夫」(51.9%)、男性では「妻」(35.6%)だった。 ところが、同じ調査で「他人の配偶者」の呼び方を尋ねると傾向は一変する。「旦那さん・旦那様」と呼ぶ人は53.5%、「奥さん・奥様」は84.7%にも上っていたのだ。 自分の配偶者は「夫」「妻」と呼ぶが、他人の配偶者には「旦那さん」「奥さん」が主流なのだ。 なぜ、他人の配偶者は「旦那さん」「奥さん」と呼びたくなるのだろうか。 「『夫、妻』より『旦那さん、奥さん』のほうが、丁寧に感じるからです。日本語の作法では、相手を立てるのが基本です。『奥さん』という言い方を避けたくても、他に同じくらい丁寧な表現が見当たらないのです」 こう話すのは、言語学者の中村桃子さん(関東学院大学名誉教授)だ。 続きは↓ 「うちの妻」と呼ぶのに、他人の妻には「奥さん」…… 他人の配偶者の“呼び方”の正解とは 引用元:…