1: 2025/08/19(火) 09:22:04.58 文句なしの一発だった。強振したバットで捉えた大谷の当たりはあっという間に左中間席に着弾。これをガッチリと掴んでいたのが、サバジュさんだった。地元のコロラド州のアダムス州立大のソフトボール部で一塁手を務める彼女は、「たった一球が私の人生を変えるとは夢にも思っていなかった」と振り返っている。 価値の高騰は“半端ではなかった”。最低落札額2万5000ドル(約367万5000円)に設定されて7月27日に出品されたボールは、最終的には約1.8倍にまで膨れ、4万4322ドルで落札された。 もっとも、当初はサバジュさんも競売にかける気はなかったという。手にしたのは、ロッキーズのシーズンチケットコレクターであるほど野球をこの世なく愛し、大谷を尊敬する選手と語る彼女にとっても記念のボールだった。 ではなぜ彼女は出品を決意したのか。地元紙『The Denver Post』の取材に応じたサバジュさんは、「あれは私が初めて捕ったホームランボールだったので、一気に興奮が湧き上がってきたのを覚えているわ。30秒後くらいに、日本人記者からインタビューを申し込まれ、そこでこれが彼の300号ホームランだと知りました」と回想。その上で、「もちろん取ってもおきたかった。本当に難しかった」と続け、決断理由を明かしている。「大学生として、この機会を逃すわけにはいかなかった。あとは高校の卒業が近い弟と分け合うつもりでした。お金をもらえることが分かった時、何より嬉しかったのは、彼と分け合えることでした」 愛する家族と自身のために出品を決めた。それでも徐々に高まっていく数字に彼女は興奮したという。 ※関連記事 【画像】この漫画の「ダメ人間」と付き合っている彼女の話、少し怖くて草wwwww…