AIが広開土大王の碑石「判読の糸口」を解くか(朝鮮日報・朝鮮語) 1880年、清のある農夫が苔とつるに覆われている大きな碑石を発見した。 高さ6.4m、重さ37tに達する碑石の前後と左右に1775字がぎっしりと刻まれていた。 中国吉林省集安市にある広開土大王陵碑だ。 長寿王が414年に建てたこの碑石は1400年余り風化作用に加え、発見直後に中国側が苔を除去するとして火をつけ、相当数の文字が分からないほど毀損された。 現在、判読が不可能な文字が140字にのぼる。 このように損失した碑文を人工知能(AI)が正確に推定し、完璧に復元する日が遠くないという期待が高まっている。 海外でAIが古代ギリシャ語碑文とラテン語碑文を復元する成果が相次ぎ、漢字碑文も可能になると展望するのだ。 (中略) 漢字碑文を集中学習したAIが開発されれば、広開土大王陵碑で見分けがつかない文字を完全に推定復元できるという期待が出ている背景だ。 これに先立ち、日本の学界の一部では倭が韓半島南部を支配したという「任那日本府説」を主張する根拠の一つとして広開土大王陵碑の神妙年(391年)を扱った碑文を挙げてきた。 該当部分で一部の文字は拓本でも現れないほど損失が激しい。 判読不能文字だけでなく、碑文解釈の観点も異なり、韓日両国で論議が依然として続いている。 専門家たちは、このような論争に終止符を打つのにAIが決定的な役割を果たすものと期待している。 くるくると乾かしたまま黒く焼けてしまったパピルスの文字もAIで把握できるほど技術が発達したという理由だ。 実際、広開土大王陵碑を精密撮影·分析し、碑文判読専門AIも動員すれば、秘密を解くことができるということだ。 ただ、これに先立ってAIが学習する漢字碑文の大規模なデータが必要であり、ギリシャ、ラテン語碑文水準の判読は容易ではないという指摘も出ている。 (引用ここまで) 中朝国境近くの中国側にある広開土王碑。 現在判明している碑文から日本関連の話を見ると「百済、新羅は倭の臣下となってしまった。そこで好太王が百済・新羅らを討伐して再度服従させた」といった内容になっています。 これは日本書紀や中国の二十四史、三国史記等にある記述におおまかに一致しているのですよね。 三国史記には「倭がやってきた」「なんとか撃退した」「王は城を捨てて逃げた」「使者を派遣しあった」等々、対等というにはかなり厳しい記述がありますし。 隋書には「新羅・百濟は、みな倭を以て大国にして珍(寳)物多しとなし。並びにこれを敬い仰ぎて、恒に使いを通わせ往来す」といった記述が。 日本書紀にも三韓征伐等々の記述があります。 広開土王碑文の内容はこれらに一致しているんですよね。 前方後円墳の分布を見ても南部、特に南西部には確実に倭、日本の影響力があったことが分かります。 逆に日本において朝鮮半島からの影響って、帰化人のものでしかないのですよね。 どう見ても大規模な征服が行われたようには見えない。 「騎馬民族が海を越えて日本を支配したのだ」とかいわれても「えっと、どこらへんに証拠がありますかね?」で終了。 そうした「資料的な不利」を覆すために、広開土王碑文の「読み取れない部分」をなんとかして解読しよう。そのためにはAIでの解読だ、と噴き上がっているのが冒頭記事。 ……ちゃんと解読すればするほど不利になるとしか思えないけどな。 広開土王碑文は「任那」の記述がある一次資料のひとつでもありますしね。 AIで解読……ねえ。 韓国製のいろいろと融通の利くAI、じゃないといいですね。 note.comで楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 中味は長編記事。最新の記事は「 「スマホ向き」「分業体制」「フルカラー」……で、そのウェブトゥーンは面白いですか? 」となっています。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…