「米国、在韓米軍を自由に出し入れしたがっている」(東亞日報・朝鮮語) 政府高官は5日、「米国が最も関心を持っているのが在韓米軍の戦略的柔軟性強化だ」とし、「これは韓米間で合意されなければならない事案だが、韓国としては韓半島を前進基地にすれば中国の反発が激しいため、できないという立場だ」と明らかにした。 米国側の要求は、現行の在韓米軍の役割範囲を韓半島を越えて、中国牽制をはじめ、南シナ海などインド太平洋一帯に拡大するということだ。 在韓米軍が対北防御に専念する「固定部隊」を離れ、東アジア全域で「作戦機動軍」として活用しようとした米国の国防戦略によるものだという分析が出ている。 (中略) 「米国が最も関心を持っているのは在韓米軍の戦略的柔軟性問題だ。 すべての核心論議が戦略的柔軟性に同意するか、しないかに集中している」 5日、政府高官は「韓米同盟の現代化の次元で米国が戦略的柔軟性を要求している」とし「(核心は)在韓米軍を勝手に持ち出し、出入りしながら韓半島を前進基地にするということだ」と述べた。 米国が在韓米軍の役割再調整を越え、世界戦略を実行するために韓半島を「前進基地化」しようとする意図が込められたという分析だ。 韓米首脳会談が今月末に米国で開かれるものとみられる中、国防、安保分野で米国側の要求事項は具体化している。 先月末、韓米両国間の関税、通商交渉に続き、2回目の国防、安保交渉が進められる様相を呈している。 趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官が3日(現地時間)に公開されたワシントンポスト紙とのインタビューで「在韓米軍が今のように残っており、役割も今日と同じだろう」と明らかにしたが、政府では韓米首脳会談を控え、在韓米軍の役割再調整に対する圧迫が強いという反応が出ている。 このため、在韓米軍の戦略的柔軟性の拡大など、安保懸案に対する綱引きが本格化する見通しだ。 (引用ここまで) トランプ政権はかねてから「在韓米軍はなんらかの形で再編する」としています。 最優先なのは対中国を見据えた戦略的柔軟性。 これまで「在韓米軍は対北朝鮮のためだけに存在する」とされていたのですが、それを対中戦略にも活用できるようにすること。 しかし、「中国にも謝々、台湾にも謝々」を信条としているイ・ジェミョンには受け入れられるものではないのですね。 冒頭記事でも「できないという立場だ」とのコメントが紹介されています。 とはいえ、アメリカの基本戦略である対中包囲網に参加できないのであれば「同盟の意味とは」となるのも必然。 楽韓さんは以前からイ・ジェミョン政権になれば米韓同盟の破棄もあり得るとの立場をとってきています。 これはそこいらのYouTuberのような煽り文句等ではなく、本当にあり得る未来予測のひとつです。 アメリカは「在韓米軍基地を対中包囲網の橋頭堡として使いたい」。 韓国は「在韓米軍を対北朝鮮以外には使ってほしくない」。 利害衝突は避けられないわけです。 さらにトランプ政権はイ・ジェミョン大統領に対して「親中なのではないか」との疑念を強く持っています。 疑念というか……大統領選挙中の言葉をピックアップすれば「どう考えてもアメリカ寄りも中国に肩入れしている」って判断せざるを得ない。 そしてこの状態でトランプ大統領とイ・ジェミョン大統領が報道陣の前で語るようなことがあれば……。 どうなることやら。 イ・ジェミョンはレスバ大好き人間で、ホテル経済を嘲笑された時も「理解できないならバカ、曲解をするなら悪人」とか言い出してました。 このノリで米韓首脳会談が行われかねないわけですよ。 ……楽しみですね。 note.comで楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 中味は長編記事。最新の記事は「 「スマホ向き」「分業体制」「フルカラー」……で、そのウェブトゥーンは面白いですか? 」となっています。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…