110: おさかなくわえた名無しさん[sage] 2013/11/28(木) 09:43:53.20 ID:yv59IKVk この季節になると思い出す。 高校の時、女子に大人気なイケメンがいて、好きなタイプが「編み物をやってる子」だという噂が広まった。 そしたら、編み物が大流行。休み時間ともなると、これ見よがしに机に毛糸と編み棒広げて編み始めていた。 普通、そういう子って、いてもクラスに1、2人でしょ? クラスの女子ほとんどが編み物やってる光景は異様だった。 既製品の編みぐるみとかを、タグ外して手作りっぽく偽装したり、しれっと「私、前から趣味でした~」風にしているのも怖かった。 オチとしては、イケメンの「好みが編み物好き」ではなく、イケメンの「好きな子が手芸部」で編み物やってたって話なんだけど 元々編み物が趣味だった私にとっては、「教えろ」と頃到されて、放課後も拘束されて自分の編み物が全く進まなかったことと 「お前の事じゃないだろうな」という突き刺さる視線を浴び続けなきゃならなかったのが修羅場。 (正直、ちょっとは期待したけど、鏡を見て我に返った) パッと見、教室でニコニコと編み物してるように思えて、何か頃伐としていたあの教室の空気も修羅場だった。 みんな、あの編みかけどうしたんだろうな。…