転載元: それでも動く名無し 2026/10/29(木) 07:42:50.47 ID:EkyLSYmI0 山田夫妻(仮名)は、結婚10年目の夫39歳、妻37歳。10歳の長子と、4歳の双子を育てています。令和の時代には珍しく、夫は昔から少し昭和堅気なところがありました。 「男は甲斐性やろ」 「黙って稼いでナンボや」 そんなことをよく口にする人でした。ただし、妻にお金を出し渋るタイプではなく、むしろ逆。妻が第一子を妊娠したころ、夫の女友達が「2人の子どもなのに、妊婦健診の費用を妻が払うのはおかしくない?」と愚痴をこぼしたことがありました。 それを聞いた夫は、「それは確かにそうやな」「お腹の中で育ててくれる手間賃や」と言い、妻が妊婦健診へ行くたびに1万円を渡すようになりました。妻が第一子の出産を機に会社を辞め、その後、派遣で働くようになってからも、「俺が稼ぐから、働きたくないなら働かんでもええで」と言っていたそうです。 そんな現在の夫の年収は約800万円。自分の小遣いとして月3万円だけを残し、それ以外は妻に渡していました。 その一方で、夫は家計についてほとんど知りませんでした。毎月いくら生活費がかかっているのか。教育費はいくらなのか。保険料はいくら払っているのか。そして、貯金がいくらあるのか……。妻に任せっきりで一切、聞いたことがありませんでした。 とはいえ、自分は年収800万円。妻も派遣で年200万円ほどの収入があります。世帯年収なら1000万円前後です。しかも自分の小遣いは月3万円。大きな買い物をしているわけでもない。「まあ、1000万円くらいはあるやろ」と思っていました。 ある日、子どもの教育費について話していたとき、ふと気になって妻に聞きました。 「そういや、うちって今、貯金いくらあるん?」 妻は少し間を置いて答えました。 「……50万円くらい」 2: それでも動く名無し 2026/10/29(木) 07:44:13.76 ID:9DO98q/V0 作文…