来年の景気は良いって? 今「自分の仕事」がない若者たちのため息=韓国(中央日報) 13日、経済協力開発機構(OECD)によると、8月の韓国のCLIは102.87で、2021年5月(102.88)以来5年3カ月ぶりの高水準を記録した。CLIは6~9カ月後の景気動向を事前に見極める指標だ。基準ラインの100を上回れば、今後の国内総生産(GDP)の水準が長期トレンドを上回ることを意味する。今年8月まで19カ月連続で上昇している。 韓国のCLIはOECDが公表した17カ国のうち1位だ。韓国が1位となったのは2020年5月(99.46)以来6年3カ月ぶりだ。 (中略) 韓国銀行など韓国内外の主要機関は、今年の韓国の実質GDP成長率が3.2~3.5%水準になると予想している。 半導体好況が韓国経済を成長軌道に乗せたものの、雇用市場にはなかなか温もりが戻らない。 (中略) 表面的に見える雇用市場の大きな流れ自体は悪くない。8月の雇用動向を見ると、15歳以上の雇用率は63.3%と横ばい水準で、就業者数も20万人近く増えた。しかし、内情は悪化している。中核となる製造業の就業者数が26カ月連続で減少し、8月には内需業種である宿泊・飲食店業の就業者数も13カ月ぶりの大幅な減少となった。年齢別では高齢層の就業者だけが増え、若年層は低迷が続いている。データ処の集計によると、今年1~8月の20代の就業者は月平均327万9000人で、前年同期より19万3000人減少した。減少人数は通貨危機当時の1998年(-55万人)以来最多だ。世界金融危機当時の2009年(-14万2000人)や新型コロナウイルスのパンデミックが拡大していた2020年(-11万1000人)よりも減少幅が大きかった。 人口減少を考慮しても、雇用低迷は明らかだ。今年1~8月の20代人口は前年同期比3.5%減少したが、就業者数の減少率は5.6%だった。この期間の20代の雇用率は平均59.1%で、60%を下回ったのは2021年(56.7%)以来5年ぶりだ。 (引用ここまで) 遠くから見た時の韓国経済の様子はけっして悪くありません。 韓国銀行による今年の経済成長率予測は3.3%に上方修正されています。 ムーディーズは「3.5%もある」としていますね。 来年もさらに2.9%と予測されています。 一時期、1%台を行ったり来たりしており、去年はぎりぎり1%に届いただけって状況から見たら「明るい未来が韓国の前に拡がっている」って思えそうですね。 ま、実際には半導体……というか、メモリ価格が高騰しただけで産業構造がなにか変わったってわけでもなんでもないのですが。 言ってみればAI好況、AIバブルの欠片が韓国の一部にぶつかっているだけなんですよ。 なんかイ・ジェミョン政権はこの好況が自分たちの功績だって思いこんでいるっぽいんですが。 「外からきた好況」であって、イ・ジェミョン政権がなにか貢献したのかって話なんだよなぁ……。 んで、ミクロで見てみると20代の就業者がアジア通貨危機以来の減少幅になっている。 韓国の事情を知っていたら「人口が減っているからでしょ?」ってなるかもしれませんが。 人口減少割合を超えるペースで減少しているんですよ。 なによりもきついのが「就業して経験を積めない」って部分なんですよね。 営業でもなんでもいいのですが、「実際の経験こそが最大の武器」になるはずなんですが。 まず就職できない。 そして韓国だと「中小企業から大企業への転職」が割合的に少ないのですね。中小企業で転職した人の12%くらいしか大企業に移れない。 基本、大企業から大企業への転職が優先されて、枠が終わるんですよね。 キャリアアップができないので安易に中小企業への就職もできない。 中小から中堅、さらに大企業なんてステップアップもない。 ……きつい社会だなぁ。本当にきつい。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 『ヘタリア』の「韓国」は偏見だったのか?──1990年代から2010年代、日本人の韓国観を形づくったものとは? 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…