
世界遺産紹介する日本情報誌 強制労働に言及せず=韓国世論悪化の恐れも(聯合ニュース) 日本が近代化産業遺産の世界遺産登録の際にした約束を守らず、依然として朝鮮半島出身者の強制労働を含む全体の歴史を反映してないとする指摘を受けるなか、歴史的事実が抜け落ちた世界遺産に関する旅行情報誌が先ごろ販売された。同誌には国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会が扱うよう勧告した強制労働などに関する記述や説明は一切なく、これに反発する韓国内の世論に改めて火をつけることになりそうだ。 聯合ニュースの取材をまとめると、ユネスコ加盟75周年記念プロジェクトの一環で日本の世界遺産を紹介した旅行情報誌「るるぶ 日本のユネスコ世界遺産・登録サイトをめぐる旅」が日本全国の書店で販売されている。 問題は「明治日本の産業革命遺産」(2015年登録)の地域や、「佐渡島の金山」(2024年登録)の紹介で、朝鮮半島出身者が強制労働を強いられた歴史問題について一切言及していないことだ。 日本は佐渡金山の世界遺産登録を推進した際に、朝鮮半島の植民地支配を含む全体の歴史ではなく、強制労働問題を回避できる江戸時代だけに焦点を当てようとしていると批判を受けたが、旅行情報誌も同じスタンスだとの指摘が出ている。 (中略) 韓国の民族問題研究所は旅行情報誌について、「朝鮮人の強制労働の歴史を徹底的に隠蔽する日本政府の時代錯誤的な歴史否定論が繰り返されたものであり、世界遺産委員会の勧告に明らかに反するもの」と批判した。 (引用ここまで) るるぶの旅本に「日本のユネスコ世界遺産・登録サイトをめぐる旅」ってものがありまして。 日本に存在する世界遺産等に登録された場所のガイドブックとなっています。 るるぶ 日本のユネスコ世界遺産・登録サイトをめぐる旅JTBパブリッシング2026-07-21 表紙には富士山、中尊寺金色堂、厳島神社なんかが出てますね。 んでもって、韓国の通信社である聯合ニュースが「この本に紹介されている『明治日本の産業産業革命遺産』にも『佐渡島の金山』にも、朝鮮人強制労働の話が出ていない!」とクレームを入れています。 うーん、とても韓国的。 そのクレーム内容は「日本政府もユネスコも強制労働を認めた。ならば、そのガイドブックにも記述、描写があってしかるべきだ」とするもの。 これ、韓国にありがちな考えかたなのですね。 多数の視点がある、って考えがとても苦手なのですよ。 たとえば以前に行われた日韓歴史共同研究で、その成果として論文が出たことがあります。 韓国側研究者からは「任那日本府は存在しない」って論文が出されて、共同研究結果として掲載されているのですね。 韓国メディアはこれをもって「日本政府が『任那日本府は存在しない』と認めた!」と声高に叫んでいるのですよ。 ……いや、ホントに。 論文のひとつをもって「真実」とは見なせないのですが、韓国の意識はそうではないってことなのですね。 今回の「強制労働が書かれていない」ってクレームも同様ですね。 お上が「これ」と認定したら、ありとあらゆるものが「それ」に従わなければならないのですよ。 軍事独裁政権が長く、かつ皇帝的な権力を持つ大統領制を敷いているせいなのか、そうした上意下達意識が極端に強いのです。 そうした意識が「ガイドブックに強制労働を書け! ギャオーン!!」ってさせているのですよ。 ……手に負えませんね。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 『ヘタリア』の「韓国」は偏見だったのか?──1990年代から2010年代、日本人の韓国観を形づくったものとは? 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…