Image by unsplash / v2osk 世界最高峰のエベレストでは、毎年登山シーズンの春になると数千人がベースキャンプに集まり、氷河の上に巨大な仮設の町が出現する。 人々はそこで食事を作り、暖を取りトイレに行く。そんな日常の営みそのものが、足元にあるクンブ氷河を溶かす熱源になっている可能性があるという。 特に注目されているのが、登山者たちの「おしっこ」だ。ベースキャンプでは1日に6,000リットルを超える尿が排出されている。 この尿とベースキャンプで使われる燃料と合わせると、2023年春の1シーズンだけで、約2,500トンの氷雪を溶かすのに十分な熱量に相当することが、研究で明らかになった。 この研究成果は、学術誌『Regional Environmental Change』(2026年7月27日付)に掲載された。 ... ▼あわせて読みたい ・減らないエベレストのゴミ。ネパールが11年続けた保証金制度を廃止し新たな強硬策へ ・エベレストが登山者で大渋滞、雪崩事故も発生 ・エベレストの糞尿問題。あまりにも臭いので当局が排泄物の持ち帰りを指示 ・エベレストで登山者が残した細菌が発見される。休眠状態で何世紀も生き延びる可能性 ・登山家たちがエベレストに廃棄された8.5トンのゴミを大清掃 この記事のカテゴリ:自然・廃墟・宇宙 / 料理・健康・暮らし…