1 名前:少考さん ★:2026/09/08(火) 22:10:53.25 ID:Jh1WrFxZ9.net 孫世代まで連鎖する暴力 元日本兵のトラウマ 見えぬ実態〈社会時評〉安田菜津紀:東京新聞デジタル 2026年9月8日 17時00分 有料会員限定記事 「世界の人たちは、これが停戦だと本当に信じているの?」──パレスチナ自治区ガザからごく最近もそんな切実な声が届いた。イスラエル軍による爆撃などは続き、2025年10月の「停戦」後の死者は1100人を超えてしまった。今後、ガザの治安維持は「国際安定化部隊」が担うことが想定されているが、事実上、イスラエルの承認なしに活動することは困難だ。つまり、ガザ住民の生活を大きく左右する権限は、変わらずイスラエルが握り、それがむしろ強化される恐れさえある。 「世界で最も道徳的」とうたう軍隊は、国際法に反した行いを繰り返し、6月に公表された国連の調査委員会の報告では、子どもを意図的に標的にしていることも指摘をされた。これだけのすさまじい虐殺が、加害者に跳ね返らないはずはない。ガザへの大規模な軍事侵攻が始まった23年10月から24年4月までの期間に、イスラエルの社会福祉省へ寄せられた家庭内暴力の相談件数は4565件に達し、前年同期の2760件から大幅な増加を記録していた。 私はこの数字に驚かなかった。パレスチナ人を非人間的に扱う国家にあって、その暴力の矛先が身近な人間に向かないはずはないからだ。またイスラエルメディアなどの報道によると、ガザへの大規模な軍事侵攻が始まって以降の2年余りで、現役兵50人が自殺し、除隊後の元兵士も把握されているだけで15人が命を絶っているといい、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の影響が指摘される。 こうした戦争トラウマ(心的外傷)の事態は果たして、遠い国の話だろうか。 今年3月に公開された島田陽磨(ようま)監督の映画『父と家族とわたしのこと』は、日本軍の兵士のトラウマが家庭内での凄惨(せいさん)な暴力につながり、その子、孫にまで及んでいることを描いたドキュメンタリーだ。夏になると飛び交う「英霊」「尊い犠牲」といった言葉が覆い隠してきた実態だ。 上智大准教授の中村江里さんは映画中で、当時「戦争神経症」と呼ばれた兵士らのPTSD... 残り 832/1664 文字 引用元:…