各賞の受賞者と功績 大賞:高橋悠介さん(CFCL 代表兼クリエーティブディレクター) 高橋悠介さんは、ニットの可能性を大きく広げ、機能性と高いデザイン性を兼ね備えた新たな価値観を創出されました。CFCL独自のクリエーションを確立するとともに、製造から販売、循環までを一体的に捉えた先進的な取り組みを展開しています。パリコレクション進出後も事業を拡大し、現代社会に求められる服づくりを実践するブランドとして国内外で高く評価されています。 CFCLの活動は、現代ファッションの新たな方向性を示すものとして注目されています。 高橋悠介さんのブランド「CFCL」の公式ウェブサイトはこちらです。 新人賞・資生堂奨励賞:中島輝道さん(TELMA デザイナー) 中島輝道さんは、国内産地に自ら足を運び、糸づくりから生地開発、職人技までを丁寧に取り入れたものづくりが高く評価されました。ドレスを中心としたコレクションには豊かな表現力と大きな潜在力が感じられ、最新のプリント技術も積極的に活用されています。海外メゾンや国内ブランドで培った経験を基盤に、日本の伝統や産地への深い敬意と現代性を融合させた独自の世界観を築いています。 「TELMA」の公式ウェブサイトはこちらです。 鯨岡阿美子賞:設楽洋さん(ビームス代表取締役社長) 設楽洋さんは、1976年のビームス創業に参画し、日本のセレクトショップ文化とカジュアルファッション文化の礎を築かれました。ファッションをより身近で楽しいものとして広めるとともに、若手デザイナーの支援や先駆的なコラボレーションを通じて業界の発展に大きく貢献し続けています。 ビームスの公式ウェブサイトはこちらです。 鯨岡阿美子賞:故・小室知子さん 故・小室知子さんは、編集者を経てスタイリストとして活動され、1970年に株式会社三宅デザイン事務所を設立されました。代表取締役副社長として約40年にわたりISSEY MIYAKEのものづくりと組織運営を支え、日本のファッション界の発展に大きく貢献されました。 話題賞:デサント「新水沢工場」 株式会社デサントの子会社であるデサントアパレル株式会社の水沢工場は、「水沢ダウン」の生産拠点として、生産数量の拡大に頼らず、一着あたりの価値向上に特化したものづくりに取り組んでいます。約30億円を投じて建て替えられた新工場は、2025年に稼働を開始しました。新工場では、より高度で丁寧なものづくりを支える環境整備に加え、環境配慮や地域との共生、従業員満足度の向上にも取り組み、働く人と地域社会を大切にする工場のあり方を提示しています。海外生産が主流となるなか、品質・技術・人材を次世代へつなぎ、日本で高品質なものづくりを続ける新たなモデルとして関心を集めています。 株式会社デサントの公式ウェブサイトはこちらです。 毎日ファッション大賞について 毎日新聞創刊110年を記念して1982年に創設された「毎日ファッション大賞」は、ファッションに携わる人々の優れた業績を称えるとともに、新たな才能を発掘し、より充実したファッション情報の発信を続けることで、ファッション界のさらなる振興および文化の育成に貢献しています。 詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。 毎日新聞ニュースサイト: 毎日ファッション大賞 サイト: 受賞者インタビューを含む特集記事は、10月上旬の毎日新聞朝刊に掲載される予定です。…