1: 名無しさん 2025/07/16(水) 14:44:50.87 ID:fVza64cM9 先月末から住宅地でクマが人を襲う悲惨な出来事が全国で相次いでいる。ついには北海道が初めてとなる「ヒグマ警報」を発出。ことの発端は、ヒグマが深夜に新聞配達員を襲った死亡事故だった。第一通報者が見た地獄絵図とは……。 *** 「よく見れば、クマの体の下に人間の腕らしきものが……」 北海道福島町内の三岳(みたけ)地区で今月12日、ヒグマに襲われた新聞配達員の佐藤研樹(けんじゅ)さん(52)が、変わり果てた姿で発見された。草むらに隠されるように倒れていた被害者の体には、腹部を中心にかまれた痕跡があった。 「人間の呻き声、“うわぁ~”というような悲鳴が聞こえて、なんだべと思って玄関の扉を開けたら目の前にヒグマがいた。距離は2~3メートル。怖かったよ」 そう振り返るのは、警察への第一通報者となった笹井司さん(69)である。 「最初パッと見た時は黒い塊しか見えず、クマがいるだけだと思った。だけどもよく見れば、クマの体の下に人間の腕らしきものがあって、たまげた。人に覆いかぶさっていたんだ。自分が大声を上げてもクマは振り返りもしない。それで警察に通報したんだ」(同) 携帯の履歴を見せてもらうと、110番は午前2時53分に発信されていた。 「通報の最中、クマは佐藤さんの体を口でくわえた格好で、あっという間に草むらの方へと引きずり込んでいった。ものすごいスピードだったよ」(同) その後の現場検証で、クマは遺体が発見された草むらまで約100メートルもの距離を引きずっていたことが分かった。体長1.5メートルほどのヒグマとみられる。 「クマが通ったところには血が飛び散っていた」 第一通報者の隣人・柏崎進一さん(53)は、大きな物音で目が覚めたと明かす。…