1: ゴアマガラ ★ 2026/07/01(水) 20:24:27.34 ID:+K70EVjP9 世界最高峰の舞台を経験したからこそ、次にやるべきことは明確になった。日本代表MF鈴木唯人(フライブルク)は北中米ワールドカップを終え、「もっと日常を厳しい環境に置かないといけない」とさらなる成長を誓った。 鈴木は5月3日のブンデスリーガ第32節・ボルフスブルク戦で右鎖骨を骨折。同日中に手術を受け、本大会出場を目指してリハビリを続けた。見事メンバー入りを果たし、グループリーグ第2節・チュニジア戦でW杯デビューを飾ったが、3-0で迎えた後半34分からの11分間とアディショナルタイムのみ。決勝トーナメント初戦・ブラジル戦はベンチから敗戦を見届けた。 大会を終えた今、「何もしていないなということでしかない。不完全燃焼。自分は何か残せると思っていたけど、何もできず終わってしまった」と無念さをにじませる。その一方で、「鎖骨を折れてから自分自身やるべきことはやった。最後はコンディションも納得できる状態まで上がっていた」と振り返り、「深い後悔はないけど、モヤモヤというか色々残っている気持ちはある」と率直な胸の内を明かした。 出場機会が限られた大会だったが、「僕が出なくてもチームが勝てばそれ以上のものはない」と受け止める一方、「正直出せよと思う瞬間もあった」と本音も口にする。それでも負の感情を咀嚼し、「久しぶりに試合に出られない経験をして、いい反骨心が芽生えた」と前を向いた。 今大会で最も強く感じたのは、個の力の重要性だった。「ブラジルと戦うまではそこまで感じなかったけど、もっと個人として成長する必要があると思った。個人が強くなれば、日本の組織力ももっと生きる」。そのためには、クラブで過ごす「日常」を変えなければならないという。 「ドイツで気持ちよくサッカーしているだけではダメ。もっと日常が厳しい環境でプレーする必要があると思った」 鈴木は2025-26シーズン、ドイツで充実のときを過ごした。初の決勝進出に貢献したUEFAヨーロッパリーグ(EL)を含め、公式戦41試合9得点7アシスト。チームとともに大きな飛躍を遂げた。 合計16得点に関与という圧倒的な数字を残しながらも、W杯の舞台に立ったことでその世界が狭かったことを認める。ブラジルの選手たちは、普段からUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)や欧州トップクラブで極限の勝負を繰り返しており、「ああいう選手たちと日頃から戦えるようにならないといけない。それ以上のものはない」と世界との差を肌で感じた。 とはいえ、鈴木はいつも通り冷静沈着だ。来季については「いきなりビッグクラブに行けるとも思わない」と語る一方、「まずはドイツで圧倒的なパフォーマンスを見せることが大事」と力を込める。 骨折からわずかな期間でワールドカップ出場までたどり着いた執念は実った。しかし、鈴木にとって今大会はゴールではない。「日本という国を背負って戦う幸せ」を知った24歳のアタッカーは、不完全燃焼の悔しさを胸に、再び欧州で自らを磨いていく。…