
1: 名無しのアニゲーさん 2026/08/07(金) 21:35:59.68 ID:TOmSz5Y+0 BE:696684471-2BP(1000) 漫画家・江口寿史が炎上を経て樋口毅宏に語ったこと「自分の絵ごと、このジャンルはそろそろ終わりかな」(ふたまん+) - Yahoo!ニュース 江口 確かに僕はここ10年ほどイラストの仕事を多く受け過ぎて、馴れ過ぎて無防備になっていたところがありました。「このコマにこういうポーズが欲しい」となったときに、雑誌から参考資料になるものを探すのは、漫画業界では僕らが若い頃から普通にやられていたことです。それと、雑誌の写真を参考にする場合も、写真を下に敷いてなぞってるわけじゃないんですよ。ただなぞって描いても自分の絵にはなりませんし。ただそういう昔からの常識や慣例の規範も時代によって変わるんだということに無頓着だったという反省は強くありますね。江口 今の話を受けて、ここは違いを明確にしておきたいんですが、僕が「トレパク」と非難されたイラストは、人の作品をそのままパクったわけじゃないんですよ。また、そうしたイラストの描き方の話と、漫画の中で人の作品のパロディをすることも全く違います。 僕の漫画ではつげさん(つげ義春さん)をはじめ、人の作品をギャグとして引用してきました。それ以外にも、「これは有名な漫画のパロディですよ」という意識で漫画を描いたことは何度もあります。一方で、「全く知られていない作品から、このコマだけもらおう」なんてことは一切していません。イラストを描くときも、作品として世に出ている写真家の写真をそのまま使うことも絶対にありませんでした。江口 そこら辺の線引きは、自分のなかでも以前からあったんです。あと僕はイラストを描くときは基本的に「実物」や「自分で撮った写真」を見ながら描いています。たとえばコーラを描くときは、コーラを買ってきて描くんです。変に名前を変えた「なんとかコーラ」みたいな飲み物にしたくないのもあるんですけど。 吉祥寺の商店街『サンロード』のフラッグに、女の子のイラストをたくさん描いたときは、雑誌の写真を資料にして描きましたが、それも「ファッション雑誌に出ているような女の子のイラストが一つずつフラッグになって街にたなびいていたら楽しいな」という発想が先にあってのことです。僕にとってイラストのイメージに似た写真を探す行為は、外で人や景色を見ながら絵を描くのと同じ感覚だったんです。その行為に全く罪悪感がなかったんです。 つまり全く無自覚に、悪いと思わずにやってきたことを今すごく断罪されているわけで、時代が変わったことの意識は持つべきでした。そうであれば「今後は一切雑誌の写真は使わずに、自分で撮った写真だけを使います」となるだけで、僕の絵の描き方はこの先も変わらないと思いますよ。 江口 2015年以降、僕のイラストに影響を受けた若い人たちが、似たような絵を描き始めて、それがひとつのジャンルとして流行ったわけですよ。例えば「女の子がヘッドホンして横顔で背景なしで、単色で成り立ってる」ような絵ですね。僕は今、自分の絵も含めて、そういうジャンルはそろそろ終焉を迎えるんじゃないかなと思っていて。自分としてはもう、そういう絵はいいかな、となってますね。…