1 : 身の毛もよだつ殺人事件はなぜ起きたのか。過払金や債務整理のCMで知られる「アディーレ法律事務所」の池袋本店オフィスで、従業員の芳野大樹さん(36)が同僚の渡辺玲人容疑者(50)にサバイバルナイフで殺害された事件。被害者、加害者双方を知る元同僚に話を聞いた。 (略) 渡辺容疑者がアディーレに入社したのは23年頃だったという。 「40人くらいいる過払統括課の中で彼は最年長でした。離職率が高い事情もあり事務員は学齢・年齢不問で採用されます。噂では消費者金融に勤めていた経験があったとのことですが、本人からは聞いたことはありません」 職場ではすぐに“ヤバい奴”として認識されたと言う。 「妙に馴れ馴れしいのです。事務員には20~30代が多いのですが、年下とはいえど彼からみればみんな先輩です。なのに彼は最初から“タメ語”を使ってくるのです。そればかりか、変なちょっかいを出してきて…」 「棚に資料を探しに行って作業をしていた時、いきなり背後から忍び寄ってきて耳元で『体調大丈夫?』とささやかれたのです。前日、私が体調不良で欠勤していたからだったのですが、まだ彼が入社してきて数日しか経っていないようなタイミングですよ。同じような感じでいきなり脇腹をコチョコチョやられた同僚もいました。帰り際、待ち伏せされていて一緒に帰ろうって言われた同僚もいます。ちなみにちょっかいを出されたのは私も含めて全員男性で、女性職員には近寄ろうともしませんでした」 そうして近づいては来るものの、異様なほどの秘密主義だったという。 「人に対しては『休みは何しているの?』とか『家族はいるの?』とよく聞いてくるくせに、自分のことを聞かれると全く答えないのです。会話をさっと切り上げて自席に戻ってしまう」 問題だったのは人から気持ち悪がれる行動を取るだけでなく、仕事も適当だったところだ。 「自分さえ良ければいいと言う考え方のタイプで、他の課の応援仕事は全くやろうとしない。一度、女性事務員が涙目になって『本当に困るんです』と本人に直接訴えたことがありましたが、言われた当人は他人事のように『あー、はいはい』と返していた。そんな様子もあって上司は完全にあきらめていて、彼が仕事をやらない皺寄せは他の事務員たちに行っていました。にもかかわらず、『職場全体で工夫すれば夏休みが取れるはずなのに』などと文句だけは多いのです」 全文はソースで 2 : なんだハゲのせいか…