1 名前:昆虫図鑑 ★:2026/06/05(金) 17:04:27.82 ID:1ZumWF6C.net 日本のアニメーション、いわゆる「アニメ」は、西半球で10年以上にわたりニッチなファン層の枠を超えて広がりを見せてきた。新たな報告書によると、過去5年間でアニメがどれほど主流になったかが明らかになった。 エンタテインメント業界に特化した東京の市場調査会社GEMパートナーズは2020~25年にわたり、世界15カ国で13~65歳の1万5000人以上の回答者を対象に調査を行った。それによると、米国ではアニメ視聴者数がこの5年間で2倍以上に増加し、現在では22%に達していることが分かった。 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)以前、定期的にアニメを視聴する米国人の割合は10%程度だった。その対象は、「ONE PIECE(ワンピース)」、「セーラームーン」、「ドラゴンボール」のような全年齢向けの冒険シリーズから、大人向けのホラー、犯罪、ドラマ、SFといった刺激的な作品まで多岐にわたっていた。だが、この5年間で、アニメ視聴者数は年平均成長率17%で増加した。その背景には、ネットフリックスやプライムビデオのほか、ソニーが米国で展開するアニメ特化型の「クランチロール」といったストリーミングサービス間での激しいコンテンツ獲得競争がある。 視聴者数の増加と相まって、ほとんどのアニメの原作となっている漫画も、北米のコミック出版市場でカテゴリーの首位に躍り出た。一般書市場では、漫画はスーパーヒーローものや他のジャンルを大きく上回る売上を記録しており、コミック専門店でもその傾向が強まっている。ファン層の拡大は、アニメエキスポやアニメNYC、オタコン、サクラコンといったアニメ関連の集会の開催数や来場者数の増加にも表れており、これらの催しは数万人から数十万人の来場者を集めている。 とはいえ、米国はGEMパートナーズが調査した他国より出遅れている。最大の成長を見せたのはインドで、市場浸透率は20年の11%から25年には40%超へと上昇した。この数字は同国の人口規模によって増幅されている。韓国は5年間で年平均成長率32%を記録し、市場浸透率は10%から38%へと上昇した。同国のウェブ漫画業界は、この傾向の再現を期待している。中国はアニメ消費を22%から42%へとほぼ倍増させた。ブラジルも同様に倍増し、現在は34%となっている。 日本では人口の55%がアニメを視聴 このように世界のあらゆる国が成長を続ける中でも、アニメの本拠地である日本市場には及ばない。日本では人口の55%がアニメを視聴(20年の31%から増加)している。 調査によると、複数の人気アニメが世界的な流行をけん引していることが分かった。アニメが主に子ども向けジャンルである米国では、「ポケットモンスター」「ドラゴンボール」「NARUTO(ナルト)」「セーラームーン」「ワンピース」が累計視聴回数でカテゴリーの上位を占めた。その他の国々では、「進撃の巨人」や「鬼滅の刃」のような大人向けで暴力的な場面を含むアニメも散見された。20年以降に制作されたシリーズで、25年に調査対象となったすべての国で最も視聴されたランキングに入ったのは「呪術廻戦」のみだった。 過去3カ月間にGEMパートナーズが調査した9カ国では、ネットフリックス、ユーチューブ、プライムビデオが主要なストリーミングサービスとなっている。一方、中国では国内向けサービスのビリビリ、iQIYI、テンセントビデオが優勢だ。クランチロールは、日本、中国、韓国を除くすべての調査対象国で上位10位以内に入った。 アニメファンの増加はライセンス商品やグッズ市場にも波及効果をもたらしている。アニメファンは自身のアイデンティティーを確立する商品を貪欲に消費するからだ。調査対象となった日本を除く8カ国すべてで、アニメ視聴者の65%以上が過去1年間にアニメ関連の製品やサービスに支出したと回答しており、特に、米国、中国、インドでこの傾向が著しかった。ライセンス商品の売上は、アニメフランチャイズの総額の30~50%を占めることがある。 世界のアニメ市場は25年の約380億ドル(約6兆円)から33年までに770億ドル(約12兆円)を超える規模に成長するとの予測もある。これは主に日本が主導するコンテンツ制作業界にとって朗報であり、同業界は世界中のファン、特に若いファンの心をつかむ「ソフトパワー」の競争で優位に立っているようだ。 Rob Salkowitz *関連スレ ハリウッドで日本アニメ争奪戦、総支出額は8200億円に達する見込み―台湾メディア [6/3] [昆虫図鑑★] 引用元:…