1: ななしさん@発達中 2025/07/02(水) 22:24:30.71 BE:478973293-2BP(2001)ID:5uH7698n0 ビールの「のどごし」実は防御反応か 異物として飲み下しているだけ? 京都府立医科大研究チーム ビールの「のどごし」は喉の細胞が促す防御反応かもしれない―。京都府立医科大学などの研究チームが苦みやたばこの煙などに反応してせきや食道への誘導を引き起こす感覚細胞がマウスの喉にあることを発見したと発表した。同じ細胞がヒトにもあれば慢性的なせきや嚥下(えんげ)障害の症状などを改善することに役立つことが期待される。 喉には異物が通ったとき、せきによってはき出したり、気道に入らないように食道に誘導したりして気道を守る機能がある。府立医大の樽野陽幸教授らは、マウスを使った実験で、苦みを捕捉する細胞が咽頭や喉頭にわずかに存在し、せきや飲み下しを促していることを見つけた。 実験では、この細胞が働かない状態にしたマウスと手を加えていないマウスに強い苦みを持つ化学物質を与えて反応を比較した。前者のマウスでは反応が見られず、後者ではせきや飲み下しを確認した。 樽野教授によると、ビールを飲んだときに感じる「のどごし」も苦みに反応して飲み下しが起きている可能性があるという。 世界の人口の約1割が慢性的なせきを患っているとされており、樽野教授は「せきの原因の一端が解明できた。人にも同じ細胞が発見できれば、治療薬の開発につながる」と述べた。 成果は、米科学誌に掲載された。…