1 名前:少考さん ★:2025/07/04(金) 14:15:38.17 ID:w8PH5gg49.net 朝日新聞 有料記事 力丸祥子 2025年7月4日 13時50分 鹿児島県のトカラ列島近海で相次ぐ地震を受け、ネット上では、7月5日に日本で大地震が起こるとの「予言」や、トカラ列島近海で地震が相次ぐと離れた場所で大地震が起こるという「トカラの法則」などの情報が錯綜(さくそう)している。気象庁は「科学的ではなく、デマだ」と明確に否定するが、なぜ拡散は止まらないのか。防災心理学が専門の兵庫県立大・木村玲欧教授に聞いた。 なぜ地震多発 識者は「トカラの法則」も「7月5日の大災害」も否定 ――「予言」の日が近づくにつれて、トカラ列島近海の地震も多発し、地震をめぐる根拠のない情報が広がり続けている。人々の心理や社会の状況をどうみるか。 「不安が不安を呼んでいる。なんとか自分を安心させようと情報を集める人たちは、精度が低い情報も受け入れてしまう。特にSNSでは『怖い!』『やばい!』といった感情的な投稿ほど広がりやすい。いまはデマ情報がどんどん広がって、非常にまずい状態になっている」 ――どうして、こうした情報が広がるのか。 「情報に接した全員が本当に信じ込んでいるわけではないはず。特定の人たちが騒ぐことで、大きく広がっている。特に、地震について科学的に理解できておらず、SNSを中心に生活している子どもたちの間でこのうわさが広がってきたようだ。心配になって検索すればするほど同じような情報が集まり、不安を増幅させてしまう。科学的なことをある程度、理解している人でも、情報にさらされ続けると、無視できなくなることもポイントだ」 ――気象庁や地震学者などが… この記事は有料記事です。残り691文字 引用元:…