1 名前:蚤の市 ★:2025/07/04(金) 06:40:52.18 ID:ILwioRvB9.net 参院選が3日、公示された。気にかかるのは、いくつかの政党でみられる外国人に対する規制強化の主張の広がり。選挙戦初日、そうした訴えはあったのか。聴衆はどんな受け止め方をしていたのか。(森本智之、太田理英子) ◆ナショナリズムを刺激する主張で支持伸ばした参政党 「今回のキャッチコピーは『日本人ファースト』です」 東京・銀座の三越前で第一声のマイクを握った参政党の神谷宗幣代表が訴えると、支持者から歓声と拍手が送られた。(略)「観光は構わない。でも安い労働力だといって野放図に入れていたら、日本人の賃金が上がらない。いい仕事に就けない外国人が集団で万引とかをやって、大きな犯罪が生まれる」と持論を展開した。(略) ◆移民問題を脅威と感じる人たちは 演説の聴衆はどんな人たちだったか。 「SNSで参政党の動画を毎日1時間は見ている。食料自給率の問題を国防の問題と考えているのが頼もしい」と話すのは文京区の無職女性(80)。SNSにはまる一方で「テレビは寅さん(『男はつらいよ』)を見るだけ。中立だと思った新聞を契約してるけど、ぱっとしない感じ」(略)。 6月の都議選から参政党に興味を持った東京都練馬区の無職男性(73)も「テレビは品行方正な外国人しか映さず、きれいごとにうんざり」と毒づく。スペインで起きたオーバーツーリズムへの抗議デモに共感を表しつつ「ルールを守る人なら来てほしいけどね」と付け加えた。 夜勤明けで駆けつけた横浜市の女性看護師(60)は「移民問題は脅威なのに、これだけ強く訴えているのは参政党だけ」との評価を下した。 参政党だけでなく、「移民政策の是正」を重点政策に掲げる日本保守党なども、外国人の流入に厳しい姿勢を表す。そうした点に水を向けると「日本保守党は悪口ばかりだから嫌」。内部対立が報じられた影響か、同党には辛口だった。 ◆日本保守党は、自民党や石破政権への批判も その日本保守党は東京・新橋駅前で第一声。近くの温度計が34度を指す中、多くの支持者が日なたで汗を拭いながら、拍手を送っていた。 元荒川区議で新人の小坂英二氏(東京選挙区)は「この3年で東京都では外国人が4割も増えた。日本全体では100万人増えた。日本人の居場所がなくなっている。日本人は追い出される。いろんな問題が起きている」と危機感をあおった。 (略)新人の北村晴男氏(比例)も「左翼の石破政権の外国人政策を放っておけば、日本の文化が必ず失われる。日本国内で違法行為を行う外国人は強制退去させて二度と日本に入れない」と述べた。また反日教育が浸透しているとして、中国に対する非難もあらわにした。 ◆「自民が物足りなくて、今は日本保守党支持に」 (略)代表・百田尚樹氏(比例)は、ひときわ大きな歓声を浴びて壇上に上がった。「日本人は昔も今も世界で最も勤勉な民族。本当に世界最高の民族です。再び取り戻しましょう」と訴えると、支持者から「そうだっ」と応じる声が。 日本で賃金が伸び悩む現状について「(政府は)安いお金で働いてくれる外国人をどんどん入れている。そうすると、私たち日本人の給与は上がるはずはない。政府は少子化で労働力が減っているというが、政府の本音は安く働いてくれる労働力が足りないとい...(以下有料版で,残り 1416文字) 東京新聞 2025年7月4日 06時00分 引用元:…