1 名前:蚤の市 ★:2026/03/11(水) 07:30:19.94 ID:VrQovrCI9.net 東京電力福島第1原発では事故後、原子炉内で溶け落ちた核燃料(デブリ)を冷やすため大量の水がかけられ、高濃度汚染水が発生している。そこに地下水や雨水が混ざり、事故当初は1日平均500トンもの汚染水が発生していたが、対策を施し、現在は1日60トン近くにまで減った。汚染水の発生が止まらない限り、2年半前に始まった処理水の海洋放出も続く。15年間の汚染水との苦闘を追った。(片山夏子) ◆人がタンクに入って回収するしかない 事故直後の汚染水保管に使われたのが、鋼材をボルト締めして組み立てた簡易的なタンクだった。迅速に設置できる半面、密閉性や耐久性に難があり、2013年夏には300トンの高濃度汚染水が漏れた。 東京電力は比較的、耐久性が高い溶接型に切り替え始め、2015年からボルト締め型の撤去を開始。一時は300基を超えたが今年、ようやく最後の1基の解体完了が見えてきた。 最後のボルト締め型の解体までの道のりは、難航を極めた。底部には、他のタンク内の水を何度も入れたため、高濃度の放射性物質を含む灰色掛かった汚泥がたまっていた。ポンプとろ過装置で回収を試みたが、汚泥の粘性が高く吸い切れず、人がタンク内に入り、水に溶かしながら回収するしかなかった。 ◆着るだけでプラス13度…汗でジャブジャブ 木の足場とゴムマットを敷き、仕切りを立て作業員を汚染から守る。放射線量は、人が入れるのかと思うほど高い。「(汚泥は)多い所で高さ40~50センチたまっている。毎時100ミリシーベルトの所もあるが、毎時60ミリシーベルトを人が入る境界線とした」と元請け会社アトックスの作業責任者、佐藤賢一さん(42)は説明する。 作業員は、防護服の上に10~15キロある液体金属の性能を持つ遮蔽(しゃへい)スーツを重ね、さらに防護服、ビニールかっぱを着る。4枚重ねでずれるため、1枚着るたびにテープで厳重に固定する。ヘルメットの下は、全面マスクの...(以下有料版で,残り 810文字) 東京新聞 2026年3月11日 06時00分 引用元:…