1 名前:煮卵 ★:2025/06/19(木) 11:09:07.34 ID:lHqL69Y79.net ドッグランで大型犬に衝突されてけがをした男性が、飼い主に約3500万円の賠償を求めた訴訟で、大阪高裁(嶋末和秀裁判長)は18日、飼い主に約1600万円の賠償を命じる判決を言い渡した。「通常払うべき注意義務を怠った」と認め、原告敗訴とした一審・神戸地裁尼崎支部判決を変更した。 高裁判決によると、男性は2021年2月に飼い犬とドッグランを訪れた際、男性の犬を追いかける体重約28キロのゴールデンレトリバーに後ろから時速11・7キロ以上の速度で衝突された。男性は足をすくわれて転倒し、左足や肩を捻挫。左肩の可動域が4分の3以下になる後遺症を負った。 判決は、今回の事故は「小学校低学年の児童が、一般人のジョギングよりも速い速度で頭から突進したに等しい」とし、「ドッグランという広い空間を走り回れる非日常的体験下では、犬が遊びに夢中になり、人に衝突する危険があることを予見できた」と指摘。「飼い主は犬が合理的行動をとるであろうと過信した」と述べ、リードをつけたり犬を止めたりする注意義務を尽くしたとは認められないとした。 後遺症の影響で理髪店の運営に支障が出たとして、将来得られるはずの「逸失利益」などを多く認定。一方で男性にも犬に気付けなかった過失が一部あるとして、賠償額を算出した。 (大滝哲彰) [朝日新聞] 2025/6/18(水) 17:51 引用元:…