1 : シャープは12日、中小型の液晶パネルを生産する亀山第2工場(三重県亀山市)を親会社で台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業に売却すると発表した。2026年8月までに売却し、その後は鴻海からパネルを調達し販売を継続する。 不振が続く液晶事業が業績悪化を招いていることから、昨年シャープは中小型を含む液晶パネルの生産を縮小する方針を示していた。26年3月ごろに、堺市にある本社を大阪市中央区に移転することも発表した。 亀山工場は〝世界の亀山〟ブランドとして知られる液晶テレビのパネルを生産していたが、後にスマートフォンなどの中小型のパネル生産へと転換。24年には液晶事業の縮小を発表し、第2工場の生産能力も25%ほど引き下げていた。 4 : まだ生産してたんだ…