1 : 中国の南方科技大学に所属する研究者らが発表した論文「PalateTouch : Enabling Palate as a Touchpad to Interact with Earphones Using Acoustic Sensing」は、舌で口腔内の上側をタッチパッドのようにして、イヤフォンを操作できる手法を提案した研究報告だ。 従来のイヤフォン操作は手を使う必要があり、両手がふさがっている状況では使いづらい。また、音声入力は会議や図書館などでプライバシーや騒音の問題があり、顔の表情を使ったインタフェースは疲労や社会的な恥ずかしさを伴うことがある。 こうした課題を解決するため、研究チームは「PalateTouch」というシステムを開発。 このシステムは口蓋(上あご)をタッチパッドとして、舌をクリッカーとして活用するハンズフリーのイヤフォン操作システムだ。 音響センシング技術を使用して、舌と口蓋の間の相互作用から生じるジェスチャーを検出する仕組みとなっている。 続きは↓…