1: 匿名 2025/12/25(木) 05:32:08.03 ID:KkB8avdH0● BE:866556825-PLT(21500) >> 今年9月の記録的大雨で三重県四日市市の地下駐車場が水没し274台の車が浸水被害に遭った問題で、駐車場の半分を所有する国土交通省三重河川国道事務所は24日、全車両について車両被害の一部を補償する意向を明らかにした。 同事務所が設けた有識者委員会がこの日、最終報告書をまとめたのに合わせ、国道側、市道側双方の所有者・運営会社がそろって記者会見した。 この中で同事務所の大吉雄人所長は、車用出入り口2カ所の防水扉の故障を把握しながら3年半余り放置していた点に触れ、「被害拡大の一因になった」との認識を示し、一定額の金銭的補償を支払う考えを明らかにした。一方で、「国に賠償の責任があると認めているわけではない。早期救済を勘案した上での判断」と述べた。1月に被災者向けの説明会を開くという。 同市では9月12日夜、観測史上最大の短時間豪雨に見舞われ、道路が冠水。止水板などを備えながら設置が間に合わず、15カ所すべての出入り口から雨水が流れ込んだ。防災計画を持ちながら長期間訓練をしていなかったことも明らかになった。 有識者委の最終報告書は人力による対応には限界があるとして、止水板の自動化や浸水センサーの導入などを提言。1時間雨量50ミリが予測・実測されたら駐車場を閉鎖するよう求めた。 委員長の川口淳・三重大大学院教授は意見で「防災業務計画にのっとった対応がなされなかったことについては、所有者と運営者は大いに反省するべき」とした。(兼田徳幸)…