韓国ネットの反応 現在、東南アジアで最も高い経済成長率を見せている国の一つがベトナムです。IT産業の台頭や製造業の移転など、さまざまな要因が語られますが、ネット上では「文字改革こそが発展の鍵だったのではないか」という興味深い議論が巻き起こっています。かつてベトナムは、中国の影響で長らく漢字を公式文書に使用していました。さらに、漢字をベースに自国語を表記するための独自の文字「チュノム(Chữ Nôm)」を作り出し、14世紀ごろから広く使われていました。しかし、チュノムは文字数が2万文字を超えるなど非常に複雑で、習得が極めて困難だったという側面があります。17世紀にポルトガルの宣教師たちがローマ字を用いてベトナム語を表記し始めたのをきっかけに、現在の公式文字である「クオック・グー(Quốc ngữ)」が広まりました。20世紀に入り、このローマ字表記が全面的に採用されたことで、識字率は劇的に向上しました。「もし今も漢字文化圏のままだったら、現在の教育水準やIT発展は可能だったのか?」 「文字の簡略化が国家の成長スピードをこれほどまでに変えるのか?」ベトナムの驚異的な発展の裏側に隠された「文字のミステリー」に対し、同じく漢字の比重を減らしてきた歴史を持つ韓国のネットユーザーたちからは共感が相次いでいます。この記事へのコメントはこちらからお願いします。…