
1: 名無しのアニゲーさん 2026/02/13(金) 05:20:39.825 ID:EKYEV1DKW 【世界で最も人気のAIソングをめぐる、困惑必至のR指定ストーリー】(略)この曲は日本で完全に席巻していて、YouTubeだけで再生数は3400万回に達し、4月にはSpotifyの「Viral 50 Japan」で首位に急浮上し、何週間も1位に居座った。YouTube動画のタグによれば、この曲はテキストのプロンプトから音楽を生成するAIプラットフォーム「Udio」で作られたという。だが、治療不能の発疹のように広がった本当の理由は、歌詞(「胸に出して…ごめん待たせた、アイスティーしかなかった…」)が、ほぼ全編にわたって2000年代の“悪名高いゲイポルノ動画”を元ネタにしているからだ。ジャケットには「野獣先輩」——“The Beastly Senior(獣じみた先輩)”というあだ名の男の顔が使われている。彼はそのポルノで悪役を演じ、男子校の水泳部にいる異性愛の後輩に対する性的暴 行を企てる。彼が登場するのは『真夏の夜の淫夢』というシリーズの第4話で、この作品はニコニコ動画などのサイト上で日本のデジタル文化に刻まれ、ミームとして不滅になった。拡散した理由の一つは、出演者の一人・多田野数人がプロ野球選手だったことで、それがスキャンダルになったからでもある(略)この曲を本気で好きと言っている人が、どれほど本気なのかは判別が難しい。人口をMKウルトラみたいに洗 脳して崇拝させるほどの傑作だと本気で思っているのか、ただの間抜けなネタなのか。一人は、この曲のおかげで「音楽の力」を理解し、政府がジョン・レノンを政治的脅威とみなしたのは正しかったのだと悟った、と言う。ほかにも、この曲が物理世界にまで溢れ出し、卒業パーティーや学校のカフェテリアで流れている、と語る人も多い。あまりに耳に残るせいで、抗えず何度もリピートしてしまう——そんな苛立ちも目立つ。「これはエロティック・ドリームの世界に革命を起こしたと思う。毎日聴いて崇拝している」と、3000以上の“いいね”がついたコメントが言う。「この曲が、何かの間違いで1000年後に平和の象徴として語り継がれてほしい」と別の人。「高校時代の友達が——淫夢もネットスラングも何も知らないのに——外でこの曲を歌い出した」と、7000以上の“いいね”がついたコメントもある。「怪物がじわじわ日常に入り込んでくるみたいで怖かった」。この記事を書く過程で、ミュートに飛びつくまでに何十回も「YAJU&U」を聴かされる羽目になった身として言っておくと、この曲はひどい。最悪のサマーキャンプの焚き火合唱みたいな、気分の悪い抜け殻だ。歌詞とポルノ文脈がなければ、何も面白くない。現代の名作(皮肉)である「I’m Rubbing One Out On My Living Room Floor(居間の床でひとりで抜いてる)」や、トランプとイーロン・マスクが株式市場を救っているというレゲエ曲なんかと並べて、「クソみたいなAI音楽」という増殖中の大系に分類できるだろう。英語圏の制作者も、AIで作った性的な曲を吐き出すように大量生産しているが、『真夏の夜の淫夢』ほど“文化遺産級にミーム化されたもの”を踏まえている例はそうない。(西洋で言えば、AIリミックスされた「Ram Ranch」や「2 Girls 1 Cup」がビルボードに入る、みたいなものかもしれない。)何十年も前、クインシー・ジョーンズはチャズ・ジャンケルの「Ai No Corrida」をアレンジしてグラミーを取ったが、あれは本物の曲だった。ボーカル、楽器、歌詞に思想と手間が注がれていた。(略)…