1: 少考さん ★ k46xb8eq9 2025-12-22 10:55:58 ※東京新聞デジタル 2025年12月22日 06時00分 有料会員限定記事 高市早苗首相が「女性初の内閣総理大臣」となって2カ月。女性の社会進出を阻む「ガラスの天井」を破ったと歓迎する声もある一方、仮に好意的であっても「女性だから」という文脈で語られることにモヤモヤすることはないだろうか。「女性初」を強調する社会の受け止め方について、識者は「男性的な視点だ」と指摘する。(松島京太) ◆衆院議員会館の土産物コーナーで販売 エプロン姿の高市首相(?)が描かれたドレッシングのラベル 「なんでもいけるわ!」 エプロン姿の高市氏とみられる女性のイラストが描かれたドレッシングが衆院議員会館の売店の土産物コーナーに売られている。商品名は「Ms.永田町ドレッシング」。売店側が「さなえちゃんドレッシング」として売り出している。 ジェンダー平等に取り組む東京大の特任研究員、福田和子氏は11月下旬にそんなドレッシングが並ぶ売り場を見かけたといい、「こんなものが売っているなんて本当にびっくりした」と振り返る。 「首相になっても『ちゃん』付けでエプロン姿で描かれる。好意的なのかもしれないが、女性の『家庭的』という一面が好印象になってしまう社会のあり方が残念だ」と疑問を呈する。 ◆高市首相の湯飲みは「石破さんの10倍は売れている」 「こちら特報部」が実際に売り場に足を運ぶと、問題のドレッシングのほか、「さなえちゃん」と銘打つ菓子や文房具がズラリと並んでいた。商品をジッと眺めていると、売店の店員が「小泉純一郎さん以来のグッズの売れ行きだ」と教えてくれた。 人気度を測る一つの指標として、歴代首相の湯飲みの売れ方で見ているといい、うたい文句なのかもしれないが「石破さんの10倍は売れている」と語る。 過去の首相も「ちゃん」付けで商品化されていたこともあるが、「高市さんの場合は、『高市首相』よりも『さなえちゃん』とする方が売れるね」と語る。 ドレッシングは2021年ごろに... 残り 763/1526 文字 ※関連…