
1: 名無しのがるび 2025/12/03(水) 07:15:10.18 ID:KOgfp6lb9 LASISA編集部2025.12.2 スポーツをする女子高校生の7割超が「やめたい」と思った経験あり。その背景には、生理や体調不良だけでなく、「白ユニフォーム」や「更衣室」といった環境面での切実な悩みがありました。 なぜ10代女子が「やめたい」と思うのか なぜ10代女子が「やめたい」と思うのかなぜ10代女子が「やめたい」と思うのか 部活動やクラブチームでスポーツに打ち込む10代。青春の輝かしい1ページである一方で、女子選手ならではの「言えない悩み」が、スポーツを続ける上での大きな壁になっているようです。 SOMPOホールディングスが実施した「女子スポーツ特有の悩みに関する意識調査」から、10代女子が直面しているリアルな現状が見えてきました。 ■7割超が「やめたい」と思ったことがある 調査によると、スポーツをしている女子高校生のなんと74.1%が、これまでに「スポーツをやめたいと思ったことがある」と回答しました。 その理由として最も多かったのは「自信喪失やモチベーション低下」(61.1%)でしたが、見逃せないのが女性特有の悩みです。 「生理等によるユニフォームや見た目への影響」(7.2%)や「体調不良等による休みに対する不寛容さ」(13.7%)など、心身の負担が継続を阻む要因となっていることがわかります。 ■「白ユニフォーム」の憂鬱 特に具体的な悩みとして挙がったのが、ユニフォームの問題です。 白ユニフォームや練習着を着用する女子高校生の約半数(48.7%)が「困ったことがある」と回答。 その内容は「下が透けるのが気になった」(53.2%)、「汗や体型が目立つのが恥ずかしかった」(41.3%)という切実なものでした。 「透け」や「体型」が気になってプレーに集中できない、それが原因で競技を続けることに不安を感じる……。そんな声が浮き彫りになっています。 ■「トイレで着替え」が当たり前? また、環境面での不備も深刻です。活動場所に更衣室が「ない(時々ない)」と回答した女子高校生は47.5%。 その結果、「トイレなど本来着替えをする場所ではないところで着替えることになった」(28.1%)や、「人目に付く場所になってしまった」(11.2%)という事態が起きています。 ■「言っても無駄」と諦めてしまう前に さらに胸が痛むのは、こうした悩みを相談しなかった理由として、「『そういうものだ』と思い、疑問に思わなかった」「言っても無駄だと思った」という声が多かったこと。大人が気づかないうちに、子供たちは「我慢」を強いられているのかもしれません。 近年、海外では女子選手の白ショーツ廃止などの動きも進んでいます。「スポーツが好き」という気持ちを環境のせいで諦めさせないために。私たち大人ができることは、まだまだありそうです。 【出典】 SOMPOホールディングス「女子スポーツ特有の悩みに関する意識調査」…