924: 名無しさん@おーぷん[sage] 20/06/21(日)11:25:56 ID:Vhp この間、彼と一緒に「タワーリング・インフェルノ」(動画配信のやつ)を見た後に何気に「うちのおじいちゃん消防士だったんだ。殉職しちゃったけど」って言ったんだ。映画に出てくるロバート・レッドフォードの目元が遺影のおじいちゃんにちょっと似てて映画自体は面白かったけど、内容からすれば面白いって表現は語弊があるかも知れないけど、でも迫力があってドキドキもしたし、喜怒哀楽が全部詰まってて本当に面白かったんだけどおじいちゃんのこと思い出して、本当に立派な仕事してたんだなぁって改めて思った。それでおじいちゃんの話をしたんだ。そしたら彼が「火事で消防士が殉職?ぷっ」って笑ったんだよね。「え?なにがおかしいの?」って聞いたら「だってあんな防火服に守られてるのに氏ぬとかダサくね?」って。正直怒りよりビックリした。社会人にもなってこんな認識の人がいるんだって。(ちなみに彼28私25)驚きが治まると同時に気持ちがサーッと引いて行った。「ごめん、私だめだ。今はっきり気持ちが冷めちゃった」って言って別れて帰ってきた。「え?なになに?どういうこと?ただの冗談じゃん」って縋ってきたけどスルー。私のおじいちゃん、阪神淡路大震災で殉職したんだ。私が生まれた年。父も消防士だった。母は東京に里帰り出産してて難を逃れた。私は生まれたてだったから記憶にないけど、父から話はよく聞いていた。父と連絡が取れなくて震えてた母のことも兄から聞いてた。彼が震災でのことだってのを知らないとしても、消防士をそんなふうに笑うやつなんて許せない。あんなのと付き合ってたなんて私の黒歴史。ここに吐き出して、無かったことにしてリセットする。…