213:ムシマル:2006/03/11(土) 00:52:54 ID:OvlNqasKO一昨年の夏休みの出来事。 車であてのないぶらり一人旅をしていたんだけど、新潟から長野へ向かう途中の山奥で道に迷ってしまった。 まあ高速代を浮かすために勘のみで見知らぬ峠道を走ってみたんだけど、案の定はまってしまった。 …時間は深夜をまわって人家も全くないし、行けども行けども山を脱出できない! 参ったなと焦りはじめた頃、峠を下る歩行者を発見! こんな山奥でも住んでる人はいるんだな~と思いながら徐行して近づいてみた。 それはベビーカーを押した若い女性だった。 きっと赤ちゃんが夜泣きでもしたためにこんな時間に散歩してるんだろうな。大変だな~と、ノンキに考えて通り過ぎようとした。 しかし!すれちがい様、アレッ!?と思った! …何かこの女変だな?髪はぼさぼさで、服も泥で汚れている。手足はすりむいたのか、あちこち血がにじんでいる。 何よりこの女、裸足で歩いてる! …僕はもしかしたら何か事故とか事件に巻き込まれた可能性があると思い、あわてて車を止めて降り、女性に声をかけた! 「あの…大丈夫ですか?」 しかし振り向いた彼女を見て僕はゾッとした・・・この女に声をかけてしまった事を後悔する事になった!…