1. 匿名@ガールズちゃんねる 窃盗罪に罰金刑が設けられていなかった時代には、万引きで検挙された高齢女性は、高齢であり、窃盗で刑務所へ送るのは忍びないということで、起訴されず前科が付かなかった。だが、罰金刑が導入されたことによって、窃盗を繰り返せば刑務所行きになるという流れができあがった。 たとえば、ある西日本の女子刑務所には、73歳の女性が、1984円の日用品と食料品を万引きしたということで一回目の裁判を受け、二回目の裁判では95円のおにぎり一個を万引きしたということで、人生で初めて刑務所へ入所している(菱田律子「和歌山刑務所における「窃盗事犯者実態調査」及び「面接」から考える」『矯正講座』第39号、2019年)。(略) そもそも人を刑務所へ収容すれば、一人当たり年間約300万円のコストがかかる。受刑者には健康保険が適用されないため、病気に罹患する可能性が高くなる高齢者は、医療費を賄う国費の出費も増額させる。懲役刑から拘禁刑へ変わろうとも、刑務所での単調な繰り返しの日課が認知症の予防になるとは思えない。 2025/06/15(日) 13:01:05…