72: おさかなくわえた名無しさん 2014/11/15(土) 15:24:40.20 ID:Af3WWNVi 当時自分が働いてた部署では金曜の夜なんとなく人が集まって飲みに行くことが多かった。 自由参加だけど、自分は飲むのが嫌いではなかったので大抵参加していた。 ただ面倒だったのが飲み会の後、帰りの電車が部長と一緒で1時間弱部長の愚痴を聞き続けなければいけないことだった。 大体会社への愚痴。制度が云々、社宅が云々、給料が云々ととにかく止まらない。 その中でもひどかったのが役員達への文句。 あいつら仕事してない、さっさと居なくなれ。 俺はあいつらの隣で酒を飲んでもお酌しないでずっと隣に座ってやるwどうだかっこいいだろwwなどと誇らしげに言ってきた。 同意求められても困るので話を逸らそうとしても、さっきの話だがと話を戻される。 声もでかいし口悪いし車内の人もいい気はしなかったと思う。 そんなことが続いたある日、新人Aが職場に入ってきた。帰る方向が同じだったため飲み会後の愚痴を聞くメンバーに入った。 部長は相変わらずだったけど、Aは「へーそうなんですか」と嫌な顔せず聞いていた。 年末近くになり新人達が幹事で会社全体の忘年会をやることになった。 もちろん役員も呼ぶことになるが、部長はいつもの愚痴の中でAに、役員のアイツは呼ぶなよとか冗談交じりに言ってた。 「そういうわけにはいきませんよwwあっでも部長の席からは離しておきますから」とあしらってた。…